コインランドリー2年目の実績公開!地獄の1年目からどうなった?

収益編

多くの方に見ていただいたコインランドリー開店1年目の実績公開の続きとなります。

まだ見てないよ!という方はこちらを先にご覧ください。

実はコインランドリーの事業計画書って、1年目は近隣住民の方に認知されていない為、メーカーは売上少なめ、又は少し赤字で出してきます。

私の地獄の様な赤字では無いですが・・・

なんとか許容出来るレベルで設定してくるので、今見返すと上手いなぁと感心してたりするのですが(笑)

なので認知されてくる2年目からしっかりと利益が出る様に計画書が作成されるんですね。

ここからがコインランドリー投資の魅力ですよ!お客sama!!www

その後の数年かけて徐々に売上は常連客の増加に伴って増えていくと言う筋書きです。

これが不動産賃貸の家賃下落リスクには無い魅力に映るんですよね。(遠い目)

では計画書通りに2017年の地獄のコインランドリー経営は改善したのか?

手残りの利益は出たのか?

私の数字を見ながら追体験してもらえれば幸いです。

それでは続きをご覧ください。

2018年の売上は125%UP!しかし・・・

コインランドリー2年目の売上は下の表の通りとなります。

2018年総売上

6,051,200円(前年¥4,843,700)

2018年経費合計

5,377,328円(前年¥5,414,445)

売上から経費を差し引くと

673,872円

おっ!利益出てるじゃん!と思ったのも束の間・・・

借入金返済が

3,399,180円

なので、実質手残りは

−2,725,308円

となりました。

相変わらずの地獄の経営状態ですね。

利回りで言うと

表面利回り 20.1

実質手残り −9.08%

って感じですね。

注)初期投資金額3000万円で計算しています。

開店したばかりで認知されていなかった1年目と比べると売上UPとなったのですが、固定費に加えてランニングコスト(ガス、水道(注1)、洗剤)の支出も売上UPに伴ってUPしています。

注1)水道代は噴水事件や噴水事件(未遂)もあり、適正以上の水道代になっているのでなんとも言えないのですが・・・

(2017年はgoogleアドワーズ広告や1周年キャンペーンの広告で広告費がかさんでいますが、2018年は広告費はかけていないので、総額は昨年より下がっています。)

山登りで山頂が見えたと思っていたら、更に奥に別の山頂が見えてしまった感じですね。

当然と言えば当然なのですが、仕入れ(ガス等)があって、売上が上がるので損益分岐点は一定ではありません。

不動産経営をしていると、一定に借入金返済に対して家賃がいくらだとCFが出るって考えるので、勘違いしてしまいますよね。

正に自分がそうでしたが、コインランドリーは

事業!!!

なので、そこら辺の感覚は不動産投資の感覚でやると大怪我します。

私の様にね(涙)

この様に2018年もトータルで赤字となった訳ですが、少し希望も見えてきました。

借入金返済が完了すれば、黒字になる見込みが出来たのです。

年間673,872円

月で割ると56,156円・・・

学生のバイト以下やん・・・

3000万円投資した結果がこれだけとは泣けてきますが、黒字は黒字!(返済を除けば)

2017年の返済が無くても赤字という地獄の状態から大きな進歩だと言えるでしょう。

2019年は更なる売上UPを期待しておきましょう。

2017年と比較してみる

コインランドリー1年目の記事は実績をバァーン!と公開しただけなので、言わば小学生の発表でした。

今回は前年と比較できるので中学生レベルになっています。

コインランドリーのビジネスモデルは徐々に固定客が増えていき、売上が上がっていくストックビジネスの様な魅力をアピールしてきます。

ではどれほどのものなのか?

本当にモデルケース通りなのでしょうか?

売上を比較してみる

売上全体では

125%UPとなりました。

(本音はもっと伸びて欲しかった・・・)

因みに事業計画書では1年目➡︎2年目の売上の推移は111%で出してきていたので予想以上となっています。

ま、それ以上に1年目の売上が予想以上に悪かったので、前年比が上がるのは当然なんですけどね。(既にメーカーの事業計画書は破綻しています)

この要因としては大枠で言うと

認知度が上がった!

の一言に尽きるのですが、経緯を見ていきたいと思います。

ボロボロの2017年でしたが10月の雨フェスティバルに続き、1周年記念で洗濯半額キャンペーンを11月から年末までぶっ通しで行いました。

なので2017年の10月〜12月の売上から見て、多くのお客様が利用された事が分かります。

コインランドリーってメーカーの言う「ブルーオーシャン」って言葉は経営としてはアウトですが、認知度としては間違ってない面もあり、コインランドリーを利用した事が無い人が結構いたりします。

なので、長期の雨や年末の時期にコインランドリーを使いたくなる様な状況が発生すると今まで利用した事が無いお客様も初めて来店されます。

そのコインランドリー初心者のお客様の中の数パーセントが、業務用の乾燥機の手軽さと仕上がりにハマってしまい、常連客となってくれるのです。

コインランドリー経営のストックビジネス的な売上はこうして積み上がっていきます。

しかし、一回の利用は数百円の客単価なので、積み上げるとしても大変気の遠くなる様な作業だという事をお伝えしておきましょう。

「サブスクリプション」とか最近流行りのビジネス用語を使って、売り込んできたら注意してくださいね。

2回目です・・・しつこい

それでは、その気の遠くなる様な100円玉の積み重ねの成果を詳しく見ていきましょう。

①乾燥機は稼ぎ頭

乾燥機は小型が8台、大型が2台の計10台の構成です。

コインランドリーの稼ぎ頭はこの乾燥機となります。

なのでこの乾燥機がコインランドリーの売上の約6割を占めるので稼働するかどうかで全体の売上も変わってきます。

2017年の乾燥機の売上が2,953,200円に対し、

2018年の乾燥機の売上は3,645,800円でした。

なので

前年比123%UPです。

この乾燥機の伸び率も素直に喜びたいのですが、

雨の影響が多大にあると思うので素直に喜べないところがつらたんですね。

こういうオマケもあるので乾燥機の売上も丸ごと利益にはならないのです。

②洗濯乾燥機は出来るやつ

洗濯乾燥機は店舗によって設置していたり、設置していなかったりします。

市場に登場してから10年以上は経っていると思いますが、結構なお値段するので設置をしない選択をしている店舗も多い様ですね。

そんな洗濯乾燥機ですが、スペックは

洗濯のみ27kg 1000円/回

洗濯乾燥まで 10kg 1100円/回

       15kg 1300円/回

となっており、高い客単価を誇るうちの主砲です。

こちらの洗濯乾燥機は、その名の通り洗濯から乾燥までノンストップでやってくれるので、忙しい奥様にも人気の一品となっております。

この売上はなかなかのものでして

2017年の売上が1,175,000円からの

2018年の売上が1,471,100円です。

前年比125%UP!

と順調に売上を伸ばしてくれています。

また、この洗濯乾燥機は日照り続きで乾燥機の売上が絶望的な時でも

一定の売上を確保してくれているので、日照り時の私の嘔吐防止に貢献してくれているのです。

③洗濯機はマジで要らん!

常々愚痴をこぼしていますが、洗濯機能のみの洗濯機3兄弟です。

長男20kg 800円/回

次男14kg 600円/回

三男11kg 500円/回

という性能なんですが、こいつらは本当に仕事をしないのです。

それぞれの売上を利用料金で割って見ると

長男2018年売上275,300円÷800円=347.8

次男2018年売上257,200円÷600円=428.6

三男2018年売上264,400円÷500円=528.8

という様に三兄弟は年間平均すると1日に1回〜1.4回しか仕事をしないという事になります。

もうほぼ1日1回と言っていいでしょう。

そうしましょう!

営業時間が18時間営業なのですが、そのうちの30分しか仕事をせずに他の時間は家賃分無駄飯喰らいという事です!

これなら1台にまとめて1日3回稼働してもらった方が良かったと気付いたのは開店した後でした。

もういっその事洗濯乾燥機だけでも良いんじゃない?って勢いですが、この3兄弟に鞭を入れる為に、2019年10月から平日半額キャンペーンを開催しています。

1日1回しか稼働しないなら、半額にして3〜4回稼働させて乾燥機を利用してもらおう!という魂胆です。

どうなるか未知数ですが売上の推移等は後日公開していきますね。

洗濯機のサイズと台数を揃える理由としては

「衣替えシーズンの布団洗い等で機会損失しない為」と

業者は言っていましたが、年にたった数回のシーズンの為に、残りの期間で経費を負担するにはあまりにも不釣り合いになる可能性があるので

これからコインランドリー経営を始める方は業者の言う通りにせずに機械構成をエリア特性と照らし合わせて自分で考えてみて下さいね。

足りなかったら後から追加すればいいんだよ。

洗濯機3兄弟の数字は話にならんので、前年との比較はやめときます(手抜き感)。

④スニーカーランドリーは空気

スニーカーランドリーって使った事ありますか?

家庭用洗濯機の中央にブラシが付いてて、靴をゴシゴシ洗ってくれます。

上には靴専用の乾燥機もあるので乾きにくい靴でもあっという間に乾燥してくれます。

私も子供の頃は自分で上靴や泥だらけの運動靴を洗面台でブラシ洗いしていたので、あると実際に使ってみるととても便利です。

一回の利用が200円、靴の乾燥が10分100円なのでとてもリーズナブルです。

このスニーカーランドリーは日本ではAQUA製がほとんどではないでしょうか?

他のメーカーのものを見たことがありません。

ほぼ一社独占状態だと聞いています。

ではこのスニーカーランドリーは経営面ではどうでしょうか?

設置を決める時に業者は言いました。

「スニーカーランドリーはあまり儲かりません。お客様へのサービスみたいなものです」

確かにそう言っていたのですが、開店前のホスピタリティー溢れる阿呆な自分は機械構成の一つとして導入を決めました。

今となってはホスピタリティーなぞ糞食らえ!なので利益を生まない機械は必要ありませんでしたね。

そんなスニーカーランドリーですが

2018年の売上は80,800円でした。

スニーカー用の洗剤が年1回の購入で10,368円。

その他水道、電気の明細は分かりませんが、ほぼ利益は無いです。

機械代回収もしばらくかかりそうです。

スニーカーランドリー単体で赤字という訳では無いのですが、お客様へのサービスという数字で見えない価値は、コインランドリーの経営初期に必要だったのかは私は疑問です。

初年度の赤字が分かっていれば、可能な限り設備投資を抑えていたはずなのでスニーカーランドリーは機械構成から外していたでしょう。

設置面積も大きくないので経営に余裕が出てきたら設置すれば良かったですね。

(追記)

「スニーカーランドリーは空気!」と言ってたら、同業の方から設置してなければ無いでトラブルがあるよ!と教えていただきました。

スニーカーランドリーが無いので、衣服を洗う洗濯機で靴を洗濯するお客さんが世の中にはいるそうです・・・

そもそも洗濯機にはスニーカーランドリーにあるブラシが無いので、泥とかの汚れは落とせないと思うんですが、洗っちゃう人もいるんですね(汗)

洗濯機の方にも汚れの酷いものは入れないでください。って書いてると思うのですが、無人なのを良いことに好き勝手に利用されるなんてこともコインランドリー経営のリスクですよね。

スニーカーランドリーは売上的には空気っぽいですが、ちゃんとトラブル回避の役割は果たしてくれている様です。

無人ならではの事前のトラブル回避策は非常に重要で、私も開店時は注意書きが多いとお客様もうるさく感じるだろうと極力POPは抑えていたのですが、今ではトラブルが発生する度に未然に防ぐ為の注意書きが増えていっています。

⑤ソフター販売は薄利

乾燥機を利用する時に一緒に入れる柔軟剤&芳香剤入りスポンジソフターを1箱2枚入りで100円で両替機にて販売しています。

このソフターはいつも一定数売れているので、利用客はいるんだなぁと集金時に気にしています。

というのも、ソフター販売はめっちゃ薄利で販売してても利益が出ない為、取扱いを辞める事も検討しているからです。

経費のソフター仕入れは約26,000円なのですが、これは300個入りなので全部売れて約4,000円の利益です。

1個13円ですよ!

チリツモの精神は大事なのですが、巨大な赤字に怯える私としては

ソフター販売している意味あるの?

とネガティヴ思考によく陥ってしまうのでした。

お客様の需要があるので割り切るしかないですね・・・

2018年の売上 まとめ

2018年に売上は地獄の1年目と比べると常連客が増え、40万以上の売上は出せるようになりました。

8月の日照り続きの月は最低記録を出しましたが、前年の様な赤字は無くなりました。

2018年の売上であれば、不動産のCFとなんとか相殺出来る為、まとめてやや赤字かトントンと言ったレベルです。

前半の1月〜6月までの前年比は比較対象が開店直後の売上なので、数字が凄いことになっています。

なので7月の前年比の数字からが見るべき数字だと考えています。

売上も順調に伸びてきていたのですが、真夏の太陽全開の2018年8月は見事に希望を打ち砕いてくれましたね。

やはり

天気が1番!

雨が降らなければ売上は落ちる!!

という事を思い出させてくれました。

日照り続きの8月を乗り越えた後は涼しくなった事もあり、売上は上がってきています。

10月は2017年の様な記録的な長雨はありませんでしたが57万円

11月は少し凹んで43万円と悪くないです。(返済含めて赤字なのですが、1年目の数字が酷すぎたので感覚がおかしくなってます。)

そして12月は過去最高の73万円を記録するのでした!

やったーー!

と思いましが、借入金返済してたら

−4905円!???

最後の最後まで殺しにかかるコインランドリー経営。

12月はガス代や洗剤料金の支払い、高額の返金クレーム対応が重なった結果マイナス手残りで終わってました(涙)チャンチャン・・・

残債がキレイになって手放せるものなら手放したい・・・

そう強く想う2018年の幕引きでした。

2018年の経費を見て思う事

2017年、2018年と経費を見てもらえると分かるのですが、

変動費は売上を超えることはありません。

(水道噴水事件等のトラブルは別です)

その上で

変動費は実際は事業計画書より高額になりがちです。

という事も肝に命じてください。

なのでコインランドリー経営を赤字たらしめている原因は固定費にあります。

家賃と借入金返済

この2つを企画段階でクリアーすれば利益も出そうです。

もっと分かりやすく言いますよ。

地主と金持ち以外は考え直そう!!

という事ですね。

どうしても、

わしゃコインランドリーで一山当てたいんじゃー!!!

という方は無理には止めません。

中には家賃払って、借入金返済しながら経営を回しているオーナーもいる事でしょう(知らんけど)

そんな貴方に最後にこの言葉を贈ります。

以上!!

2019年 予告

現在進行形の2019年の経営ですが、2018年から更に売上UPしたのか?と聞かれると怪しい現状です。

やはり全ては

雨!アメ!Ame!

と言った感じです。

8月は予想に反して雨が降って売上良かったりしたので、地球規模の異常気候に弄ばれてます。

コインランドリー経営者の向き合う相手は地球(EARTH)とか言うと壮大な物語が始まりそうですが、始まりませんwww

折を見て、2019年上半期報告をしたいと考えております。

次回の記事も楽しみにしてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

このブログでは、ネットでもあまり見かけない詳細なコインランドリー投資の失敗談を私の経験から独断と偏見でお伝えしていきます。

私のコインランドリー経営は赤字ですが、コインランドリー経営の全てが悪いという訳ではありません。

中には、綿密に事業計画を立てて、利益をちゃんと上げている企業や経営者は沢山います。

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