コインランドリー事業に3000万円投資!アインの100%経営報告日記 https://ainecoinlaundry.com コインランドリー投資の真実 Mon, 17 Feb 2020 11:13:11 +0000 ja hourly 1 https://ainecoinlaundry.com/wp-content/uploads/2019/09/cropped-IMG_1400-1-32x32.jpg コインランドリー事業に3000万円投資!アインの100%経営報告日記 https://ainecoinlaundry.com 32 32 166869959 【コインランドリー経営】全国のランドリープレイヤーが集まるコアな会が開催されました。 https://ainecoinlaundry.com/2020/02/15/%e3%80%90%e3%82%b3%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%89%e3%83%aa%e3%83%bc%e7%b5%8c%e5%96%b6%e3%80%91%e5%85%a8%e5%9b%bd%e3%81%ae%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%89%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%97%e3%83%ac/ https://ainecoinlaundry.com/2020/02/15/%e3%80%90%e3%82%b3%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%89%e3%83%aa%e3%83%bc%e7%b5%8c%e5%96%b6%e3%80%91%e5%85%a8%e5%9b%bd%e3%81%ae%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%89%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%97%e3%83%ac/#respond Sat, 15 Feb 2020 03:47:53 +0000 https://ainecoinlaundry.com/?p=899 こんにちは! コインランドリーの年末特需が忘れられないアインです。 なんだかんだ言ってもコインランドリーの売上は雨&季節の特需だよなぁと日々痛感しているのですが、それだと「それ以外の日はどうするの?」と悶々してい...

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こんにちは!

コインランドリーの年末特需が忘れられないアインです。

なんだかんだ言ってもコインランドリーの売上は雨&季節の特需だよなぁと日々痛感しているのですが、それだと「それ以外の日はどうするの?」と悶々しています。

そんな悩みを抱えているコインランドリーオーナーさんは多いのはないでしょうか?

さて、今回の話はそんなコインランドリーオーナーの皆さんが集まって勉強会を開催したお話です。

コインランドリーだよ!プレイヤー集合!!

2月頭に都内某所でその会は開催されました。

参加人数は12名の規模でしたが、皆さんコインランドリーを経営されている猛者揃いです。

全国に大家の会は星の数ほどあれどコインランドリープレイヤーに特化した会は珍しいと参加された方も言われてたので、今回の勉強会の希少性は感じていただけると思います。

フランチャイズのオーナー会の話は聞きますが、この会の様にFCの垣根等を超えて集まる事は無いそうです。

さて今回の開催の経緯ですが、過去の記事でも少し触れていましたがアインのコインランドリーブログや楽待取材がきっかけで私のアカウントに同じコインランドリー経営者として連絡をいただいた流れから始まりました。

最初はそれぞれ個人的にメッセージの交換をしていたのですが、他のコインランドリーを経営している方の話がとても貴重で勉強になり、この話を自分だけ聞いているのは勿体無いと思った事で動き出します。

そもそもコインランドリー経営は(ブログに他の方からもメッセージをいただくのですが)横の繋がりが少なく、情報交換をする機会が大家業と比べても多くありません。

(私の基準が大家なので大家業と比較となります)

大家さん界隈でもコインランドリーの裏情報は貴重だという事で私のツィートやブログ記事が注目してもらえたので、あながち間違いでもないでしょう。

私のブログの方にも、同じ様な赤字垂れ流し経営の真っ只中にあるコインランドリーオーナーの方から「情報交換しましょう」というコメントやDMが複数来ていたので、今の辛い状況を打破するきっかけになって欲しいという事で、コインランドリープレイヤーが情報交換できる会を作る事にしたのです。

グループ作成にLINEのオープンチャットを検討するが

最初はLINEのオープンチャットでなら匿名参加で情報交換出来るという事で、LINEでグループ作成を計画したのですが、上手くいきませんでした。

スタバでLINEオープンチャットの画面と解説記事やらを見ながらトライ&エラーを繰り返していたのですが、アカウント作成は出来ても新規グループ立ち上げの画面にどうしても移行せず、4時間程苦戦した事を覚えています。

全く作業が進まなかった私は500円の「オープンチャットでグループ作成出来ない時の対処法」のnoteを購入するところまで行き詰まっていたのですが、それでもグループの立ち上げは出来ませんでした。

500円返して欲しい・・・

これ以上時間かけるよりコーヒー1杯分で解決するなら!とポチったのですが全く当てにならないクソ情報だったので、自分の情弱ぶりを再確認した始末です。

LINEのオープンチャットに関する様々な記事を検索したところ、グループ作成を計画していた2019年11月の時点では、

サービスを開始した途端に出会い系やらアダルト系やらのアンダーグラウンドな掲示板の温床になってしまったので一部機能を制限しているという事でした。

なので新規ユーザーがグループを立ち上げる事は制限されており、どう足掻いても無理だったと悟ったのでした。

グループ立ち上げ〜勉強会まで

その後、他のフォーマットも調べて自分のイメージする情報交換の場が作れそうな媒体を見つけたので、某SNSでのグループ立ち上げまでどうにか辿り着きました。

立ち上げ後はTwitterやブログの方で交流のあったコインランドリープレイヤーの方をお誘いして情報交換や質疑応答をしていたのですが、メンバーも増えてきたので東京で勉強会をしようという流れになります。

勉強会の日程調整や会場の確保(東京のメンバーの方にお願いしました)を行い、バタバタですが勉強会を開催することが出来ました。

内容としては、売上の考え方だったり、経費の事だったりと非常に内容の濃い勉強会になったと思います。

詳細は細かい数字や裏話が飛び交っていたので公表は出来ませんが、一つだけお伝えするとすれば

という事ですwww

前から自分でも分かっていた事ですが、現在ネット価格の4〜5倍の洗剤をとある縛り契約の下に購入しています。

コインランドリーの売上を伸ばす以外で利益を残すには、経費をみんなで比較しよう!と企画したのですが、自分のターンで

洗剤は2万ウン千円、柔軟剤は2万ウン千円です。

と発表したら会場がザワついてしまいました・・・

今回最大の会場の盛り上がりを自ら演出してしまう主催者の鏡の様な立ち回りwww

この洗剤高いよ問題は既に対応策を進めているので洗剤費用は今年中に改善出来る予定です。

初のコインランドリー勉強会で学んだこと

今回の勉強会は自分のコインランドリー経営の大きなターニングポイントとなりました。

全ての話が刺激的でコインランドリーへの向き合い方が前向きになれたのです。

(そうするしか無い状況下でのポジティブ思考への好材料投下です)

その中でも特筆すべきは自分のコインランドリー運営に関しての知識不足を改めて感じた事です。

勉強会ではコインランドリーを複数店舗展開されている方からの話も聞くことが出来ました。

その知識量は圧倒的で、如何に自分が業者任せにして今の苦しい状況にあるのかという事を痛感したのです。

機械の事やマーケティング、出店計画など自分の判断基準をしっかりと持つ事でリスクを抑え、無駄な経費を抑えていく重要性は今の自分だからこそ分かる内容でしたね。

また自分と同じ様に最初の収益計画通りにいかず、赤字に苦しんでいるオーナーさんとも出会う事で、

自分一人では無いんだ・・・みんな頑張って経営してる!

と同じコインランドリーを運営する仲間を得た事が何より大きいです。

今後のコインランドリー戦国時代を渡り歩いていく上で欠かせない要素では無いでしょうか?

まとめ

今回たまたまTwitterとブログ記事、そして楽待取材と続けて注目していただいた事でコインランドリー経営をしているオーナーの方々と繋がることが出来ました。

やはり実際に店舗運営をして先を歩んでいるプレイヤーの話は何より貴重です。

メーカーやフランチャイズから機械を購入する事になると思いますが、ほとんどの営業マンは機会を売るプロであって、店舗運営を現在進行形で行っているわけではありません。

また会社が直営で運営している場合もありますが、自分の金を出して経営していない限りプレイヤーとしての悩みや喜びは分からないでしょう。

なのでもしコインランドリー経営を検討している方は現場の声を聞いてください。

企業のホームページでは書いていないドロドロの実態も見て聞いて判断した上での実行をお勧めします。

おまけ 池袋 滝野川大勝軒

今回の東京遠征の隠れた目的でもある愛して止まない大勝軒を池袋で食べてきました。

久しぶりの大勝軒だったのでチャーシュー野菜の中盛りにしたら、食べきれず麺を残してしまう失態・・・

大将すいません。

次回は万全の体調で臨みます!!!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

このブログでは、ネットでもあまり見かけない詳細なコインランドリー投資の失敗談を私の経験から独断と偏見でお伝えしていきます。

私のコインランドリー経営は赤字ですが、コインランドリー経営の全てが悪いという訳ではありません。

中には、綿密に事業計画を立てて、利益をちゃんと上げている企業や経営者は沢山います。

このブログは「コインランドリー投資を私と同じ様な内容で失敗する人を減らしたい」という想いで情報発信していきますので

この情報が役に立ったと感じていただけたら、是非拡散をお願い致します。

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【コインランドリー経営】2019年3年目の実績公開!単体黒字は達成できたのか?否! https://ainecoinlaundry.com/2020/01/05/%e3%80%90%e3%82%b3%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%89%e3%83%aa%e3%83%bc%e7%b5%8c%e5%96%b6%e3%80%91%ef%bc%92%ef%bc%90%ef%bc%91%ef%bc%99%e5%b9%b4%ef%bc%93%e5%b9%b4%e7%9b%ae%e3%81%ae%e5%ae%9f/ https://ainecoinlaundry.com/2020/01/05/%e3%80%90%e3%82%b3%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%89%e3%83%aa%e3%83%bc%e7%b5%8c%e5%96%b6%e3%80%91%ef%bc%92%ef%bc%90%ef%bc%91%ef%bc%99%e5%b9%b4%ef%bc%93%e5%b9%b4%e7%9b%ae%e3%81%ae%e5%ae%9f/#comments Sat, 04 Jan 2020 22:58:45 +0000 https://ainecoinlaundry.com/?p=867 明けましておめでとうございます。 2020年一発目のブログは皆様の関心の高い実績公開をしていきます。 タイトルでネタバレした感がありますが、借入金返済まで含めるとコインランドリー事業単体ではキャッシュフローは生まれておら...

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明けましておめでとうございます。

2020年一発目のブログは皆様の関心の高い実績公開をしていきます。

タイトルでネタバレした感がありますが、借入金返済まで含めるとコインランドリー事業単体ではキャッシュフローは生まれておらず、ひたすらキャッシュアウトが続いております。

2019年にTwitterやブログ、果ては楽待で「コインランドリーは簡単には儲からない!」と散々言っているので、やはり簡単には黒字に転換するなんてドラマチックな展開は起こらないのでありました。

読者のみんな、これがリアルだよ!

新年早々、お年玉キャンペーンで現金ばら撒きRTしている暇があれば、ビジネス書読むか、ジム行って身体を鍛えて決戦の時に備えておいた方が良いですよ。

では早速2019年の赤裸々な数字を公開、振り返り解説していきます。

2019年の売上公開!前半戦

2019年はTwitterとブログを開始してコインランドリーに関しての情報発信を始めた年となりました。

そんなコインランドリー色が強めな一年だったのですが、肝心のコインランドリー事業はどうなったのかというと

年間売上の前年比が

108%

という結果となりました^^パチパチ!

2017年→2018年の伸び率が約125%あったので、ペース落ちたなぁと一瞬思いましたが、むしろ前年比108%くらいの伸び率の方が適正であり

1年目→2年目の伸び率は初年度の数字が悪過ぎただけの数字のマジックだと考えた方が良さそうです。

さてさて、そんななんとか前年の売上超えを果たした2019年でしたが安心してはいられません。

だってまだトータルで現金を垂れ流しているんですからっ!

(何とかアパート収入の範囲内に収まってくれる様になったので、総事業内では回っているんですがいつこのコインランドリーが牙を剥くか分からないのです)

ではどういう数字で2019年を終えたのか公開しましょう!

2019年1月の27ヶ月目は525,000円(1日平均16,422円)というスタートになりました。

前年割れしているので売上的には昨年に負けていますが、とりあえずの50万を超えてきているので良しとしましょう。

しかし6月までは売上的に少し下降気味です。

冬の方が気温も下がって洗濯物の乾燥が悪くなるので乾燥機の利用が増えると思うんですが、乾燥機の動きも至って普通です。

他の地域は違うかもしれませんが、住みやすい都市ランキング上位の福岡は冬は乾燥して雨は少なく、そこまで気温も下がらずとても快適な環境が影響しているのでしょう(涙)

更には最近は自分が子供の頃より冬の痛い程の寒さは感じられず、冬と呼べる様な寒さを実感する期間が短くなっている気がします。

地球温暖化万歳ですね!www

話はそれましたが6月までは大きな動きはありませんでした。

特筆するならば一般的に春の衣替えシーズンとなる5月ですが、洗濯機の売上は上がっています。

洗濯機の稼働に続いて乾燥機の売上も上がって欲しいところですが、

乾燥機216,000円に対して洗濯機245,300円という謎の逆転現象が発生しています。

これは洗濯乾燥機の売上が年間2位の164,400円を記録しているので、洗濯乾燥機で完結している客層が一定数いたのでしょう。

しかし前後の月の売上を見ても他の洗濯機の売上も好調なので乾燥機ももっと動いても良いはずです。

これは心当たりがあるのですが、コインランドリーで洗濯して乾燥機を使わずに家で干す客層が存在するということです。

オーナーとしては乾燥機まで使ってふわふわに仕上げて帰ろうよ〜と思うのですが、5月は晴れの日も多く家で洗濯物を干すという選択肢が出てきてしまうんですね。

実際に洗濯機から布団を取り出して、乾燥機に入れずに帰っていくお客さんを何度も見たことあります・・・

ちょっと待ってーーと声を掛けたい気持ちを抑えて

こういう人もいるんだ。お客さんの行動は面白い!

と思うしかないのでした。

2019年の売上公開!後半戦

7月以降の後半戦です。

この時期から情報発信を始めたのでインプットもアウトプットも内容の濃い半年となりました。

まずは7月の売上は1日平均2万円OVERの21,552円でした。

これは梅雨が上手く売上に貢献してくれましたね。

しかし翌月に控えるは真夏の8月です。

https://twitter.com/ainecoinlaundry/status/1159376791271661569

8月初回の集金報告です。

夏は本当に雨が降らないので2017年、2018年は悲惨な結果となっていましたが、2019年はどうなるのか?既に期待はしていなかったのですが

なんと月の売上が60万を超えました!

ツイートしてる様に雨が降ってくれたおかげです。雨様様・・・

特に8月後半は台風が来たりして雨がいい感じに続いてくれたんですよね。

前年比200%って・・・本当に予測がつかないです。

しかし喜びは束の間。9月は一気に落ち込みます。

秋雨前線は何処へ?と天気図と睨めっこしていましたが、秋雨前線はあまり活躍してくれない2019年でした。

10月からは月曜から金曜までの平日洗濯機半額キャンペーンを実施します。

これは何度も言っている様に洗濯機が平均で1日1回しか稼働しないので、稼働を上げる為の苦肉の策でした。

もちろん利用料金を半額にしても1回の洗濯にかかるコスト(水道、電気、洗剤代)は変わらないので洗濯機の利益は落ちます。

それでも高額な洗濯機を遊ばせておくよりかは、お客様を呼び込んだ方が認知度UPに繋がり、洗濯の後の乾燥機需要を伸ばせるという決断でした。

時期的にも秋の衣替えの時期と重なり、半額キャンペーン以降は洗濯機の稼働がグンと上がりました。

通常料金換算で見ても平均2回前後の売上となっていたので、実際は一日3〜4回稼働していると思われます。

これは詳細なデータ集計が出来るシステムがないので、稼働の結果は集金金額から推し量るしか出来ないのが悲しいところです。

それでも確実に洗濯機の稼働が上がった事が実感出来たので、来店数UPにも繋がったと確信できました。

同時に水道代も上がりました(涙)

なんて強がりもTweetしながらお客様の喜ぶ顔を思い浮かべ水道料金の請求書を眺めているのでした。

とはいえ、半額キャンペーンの効果か、はたまた衣替えや季節的なコインランドリー需要が重なったのか詳細は判断しかねますが、10月から年末までの売上は前年比から見ても良い数字に落ち着きます。

そして12月は過去最高の

818,800円(1日平均26,413円)

の売上を記録しました。

目標は1日3万円の90万円でしたが、80万の大台に乗ったことは素直に嬉しいです。

やっと借入金返済後にまともなキャッシュフローが出たのです。

38,622円・・・

う〜ん、この売上でこの手残りでは食費+αにしかなりませんねw

この80万が毎月発生することが一つのラインになりそうですが、年末の繁忙期での数字なので通年で達成するには、色々と仕掛けが必要だと痛感しています。

しかし売上が伸びている事は間違い無いのでこのまま借入金返済がなくなれば、やりようはいくらでもあるでしょう。

売上も基本の伸び代は何もしなければ4年目までとメンテナンスに来た人が言っていたので2020年は勝負の年となりそうです。

コインランドリー経営3年を振り返って

石の上にも3年と諺がある様に3年経ちましたが、まだまだ黒字化への道のりは長そうです。

3年間の推移をグラフにしてみました。

上から月間売上、1日平均売上、乾燥機と洗濯機の売上となります。

売上の振り幅はありますが、少しずつ売上が伸びている事が何よりの救いです。

コインランドリー経営1年目、2年目の方は是非参考にされてみてください。

規模により売上の数字は変わりますが、季節の変動、年度の変動は参考になると思います。

そして、コインランドリー経営を検討している方へ。

上記の折れ線グラフから分かる様に月の売上は乱高下します。

しかもこの乱高下の要因の多くは天候なのです。

販売会社の言う安定経営とは程遠いので、年間通して長期で売上を見通せる体力、気力が必要です。

今もなお出店が目立つコインランドリー業界は戦国時代に突入しています。

商圏内に競合店が出店すれば、売上は折半となります。

メーカーの言う顧客総取りなんて現象は絶対に起こりません!

副業としてコインランドリー経営を考えているサラリーマンの方や、事業拡大を検討されている企業の方はもう一度冷静になってみましょう。

情報発信をした2019年

雨に振り回されるコインランドリー経営ですが、それだけではダメだとコインランドリー経営の先輩方からアドバイスをいただきました。

1年間の半分以上は雨降らないのだから、晴れの日の集客を工夫していく必要があります。

2016年のオープンからずっと雨乞いをメインにしてきましたが(笑)、まだ改善出来る箇所があると知りコインランドリー経営に改めて向き合っていく所存でございます。

これもSNS、ブログで情報発信をしたおかげで逆に情報が集まってきたからなんですね。

情報発信をすることの本当の価値はここにあると自分は思います。

この話は長くなりそうなので、いつか別の記事にしたいですね。

そんなアドバイスもあり、10月から店内装飾や大物洗いを促進するPOP等を作成し、需要の開拓に励んでいます。

リアルビジネスの難しいところでもあり、面白いところを実感しながら試行錯誤の毎日です。

環境というものはすごく大事で、環境を整える為には最初は自分で行動しなければいけません。

自分もTwitterを始める前は一人でコインランドリー経営に立ち向かって、何をすればいいか闇の中で手探りをしていましたが、同じコインランドリー経営をしている人達と繋がり、目指す方向も見えてきました。

これから副業や個人で稼ぐ力といった言葉がちらつくと思いますが、そんな時だからこそまずは環境作りを重視した方が良いです。

なのでネットを上手に活用することをお勧めします。

リアルの自分の周囲にはいなくても広大なネットの海には、同じ目的を持った仲間は沢山いるので、一人で悩まない事ですね。

(でも変な人もいるので自己判断でお願いしますw)

このブログもコインランドリー経営に限らず、起業や投資を考えている人の参考になれば嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

このブログでは、ネットでもあまり見かけない詳細なコインランドリー投資の失敗談を私の経験から独断と偏見でお伝えしていきます。

私のコインランドリー経営は赤字ですが、コインランドリー経営の全てが悪いという訳ではありません。

中には、綿密に事業計画を立てて、利益をちゃんと上げている企業や経営者は沢山います。

このブログは「コインランドリー投資を私と同じ様な内容で失敗する人を減らしたい」という想いで情報発信していきますので

この情報が役に立ったと感じていただけたら、是非拡散をお願い致します。

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【コインランドリーブログ】楽待記事公開からKBOY受賞まで https://ainecoinlaundry.com/2019/12/20/%e3%80%90%e3%82%b3%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%89%e3%83%aa%e3%83%bc%e6%8a%95%e8%b3%87%e3%80%91%e6%a5%bd%e5%be%85%e8%a8%98%e4%ba%8b%e5%85%ac%e9%96%8b%e3%81%8b%e3%82%89kboy%e5%8f%97/ https://ainecoinlaundry.com/2019/12/20/%e3%80%90%e3%82%b3%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%89%e3%83%aa%e3%83%bc%e6%8a%95%e8%b3%87%e3%80%91%e6%a5%bd%e5%be%85%e8%a8%98%e4%ba%8b%e5%85%ac%e9%96%8b%e3%81%8b%e3%82%89kboy%e5%8f%97/#respond Fri, 20 Dec 2019 08:05:50 +0000 https://ainecoinlaundry.com/?p=808 前回の11月8日の記事から久しぶりに記事を書いています。 楽待記事とYouTubeでのコインランドリー投資に関する問題提起の反応は予想以上のものでした。 今回は約1ヶ月の間何をしていたのかをまとめてお伝えしたいと思います...

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前回の11月8日の記事から久しぶりに記事を書いています。

楽待記事とYouTubeでのコインランドリー投資に関する問題提起の反応は予想以上のものでした。

今回は約1ヶ月の間何をしていたのかをまとめてお伝えしたいと思います。

(今回の件の備忘録の様な記事なのでいつものリアル経営話ではございません)

いや〜ネットって怖いですね〜(稲川淳二風)

楽待公開前に再度記事がバズる

楽待公開が11月8日(金)だったのですが、その前の11月7日(木)に公開した出口戦略の記事が思いの外反響があり、今までの記事の中で最大瞬間風速を記録しました。

前回の1年目の公開記事が1日で1万PV超えをしたのですが、今回は25,000PV近くいきました。

みんな本当に怖い話が好きなんですね〜。

いつもはTwitterからの流入がほとんどなのですが、何故かこの記事は「はてなブックマーク」というサイトからの流入が多く、当日はトップページの上位に表示されてました。

どうやってそういう流れになったのかはさっぱりですw

ネットの世界はよく分からんですね・・・

因みにこの出口戦略の記事は3日で4万超えてました^^

そんな感じで楽待公開したら更にPV増えるのでは!?

なんて期待もしながらいよいよ楽待公開のカウントダウンに入ったのでした。

11月8日18時に動画、記事公開

18時に公開すると聞いていたので、1時間程様子を見て自身のTwitterでも告知しました。

https://twitter.com/ainecoinlaundry/status/1192750836201295878

ついでに取材された時の記事も同時に公開です。

https://twitter.com/ainecoinlaundry/status/1192752002687623169

Twitterでの告知後は、スゴイ勢いでリツイートしていただいた事を覚えています。

主に楽待記事の方のツイートをRTしてもらいました。

Twitterでの不動産界隈での反応はもちろんの事、株や他の投資界隈の方からも反響をいただきました。

その中でも上場しているコインランドリーフランチャイズの事で質問を投げかけられたりもしましたが、当事者ではないのでコインランドリー経営の中で判る範囲でお答えしたりして、他の界隈の投資家の方々にも当初の予定を超えて昨今のコインランドリー出店ブームに問題提起が出来た様です。

実際の出店だけではなく、上場しているコインランドリーFC企業についても株クラスタの方から質問が来たりして、自分の分かる範囲で返答しています。出る杭は叩かれるではないですが、急拡大をしている業界はやはり注目されているのでしょうね。

公開から2日後の日曜日には楽待のサーバーがアクセス集中して一時見れない状態になってましたw

自分の記事の反響かとドヤ顔してみますが、記事の内容が内容だけにあんまりドヤ顔出来ないので止めておきますw

公開されてもコメント欄に書き込み出来なかったりと、荒れてる雰囲気を感じつつ結構心拍数が上がっていたのを覚えています。

https://twitter.com/ainecoinlaundry/status/1193346127392731136

何故なら、コメント欄で好き勝手な事を言われていたのを見ていたからです。

ネットの匿名の暴力って、受けてみると分かるのですが人の悪意の底が見えなくて恐ろしいです。

自分としては恥を忍んで情報発信したのですが、傷口に塩を笑いながら塗り込む人間がいるって事を当事者となって初めて実感しました。

何事も経験ですね・・・

そんなコメントも全体のほんの一部であると分かっているのですが、やはり気になってしまうまだまだ精神耐性の低いガラスのハートなのでした。

みんなネットで瀕死の人間に石投げるのは止めようね^^

余談ですが、楽待記事の最後にブログのリンクを貼ってもらってブログのPVアップに期待していたのですが、そこからブログへの流れは殆どなく楽待記事でお腹いっぱいになった様ですね。

Twitterの方は楽待の一件で多くの方にフォローしてもらえました^^

ビジネス系の発信者に届く

今回の件で不動産の壁を超えて発信出来たと思ったのが、ビジネス系の情報発信をしている方々にも関心を持ってもらえた事でした。

キミアキ先生の起業酔話でコインランドリー投資を取り上げてもらってました。

残念ながら、モニターにあるコインランドリー投資の話は前日のライブ放送でされていたらしく、詳しい内容は聞けませんでしたが、キミアキ先生は税理士の立場からコインランドリーは絶対に勧めないと仰ってます。

この動画では自分の名前は出ていませんが、公開が11月14日だったのでタイミング的に楽待からの流れかな〜と勝手に想像しています。

キミアキ先生の動画はトークも面白く、事業者に寄り添ったお話が多いのでお勧めですよ。

またこちらの経営コンサルタント島倉大輔さんの動画ではしっかりと私の名前を出していただき、コインランドリー投資の恐ろしさを語っていただいてます。

不動産の才能はあってもコインランドリー経営の才能は無かったと言われてますが、本人曰く

不動産投資はタイミングが良く参戦出来た平凡大家です^^

って感じです。

コインランドリー経営の才能に関しては、事業としてのリスク管理が欠けていたかなぁという気がしますが、それだけで片付けてしまうにはコインランドリー事業に関して不十分な気がしますね。

とはいえYouTubeでビジネス全般を取り扱っている情報発信者の方々にコインランドリー投資を取り上げてもらったことは大きいです。

また、「しょぼい起業」のえらてん氏にもブログを取り上げてもらいました。

ビジネス界隈を超えてファンのいる方に取り上げてもらえた事で、予想以上に広い範囲でコインランドリー投資に一石を投じる事が出来たと感じています。

(他にも取り上げていただいてる方は沢山いると思いますが、把握出来てないものもあるのでご容赦下さい)

ブログ友達にこの数日の経過を話していたら、「流れがヤヴァい!」と言われブログ活動に本格的に取り組む流れを感じていたのですが、1ヶ月ほどブログをお休みすることになります。

楽待公開からの1ヶ月

ブログをお休みしていたの要因は色々あるのですが、

ネット恐い病に若干入っていた事だったり

楽待記事公開で当初の目標であったコインランドリー投資への注意喚起に一段落付いたこともありました。

この注意喚起に関しては、自分の情報発信をする原動力でした。

昨今の投資熱が上がってきている中で、一般の人から見て最近の不動産投資はイメージ悪いし、かと言って副業で出来る投資なんて怪しいやつを除けば限られてくるんですが、そんな中でコインランドリーのイメージは外面だけ見るとめっちゃ良く見えるんですよね。

忙しい主婦の味方のイメージで、お昼のテレビは宣伝して社会貢献も出来たり、

コインランドリー投資の会社のホームページを開くと、高い利回りや安定感に手間要らず、更には節税等と目につくパワーワードが沢山並んでいます。

最近ではネット広告にも力を入れている様で、「投資」や「副業」というキーワードでコインランドリー経営の広告が差し込まれているのを見かけますね。

またコインランドリーはリアルビジネスであり、利用している人から見たら売上の上がり方だけはイメージが容易ではないのでしょうか?

更には女性の利用も多い事から、不動産投資で嫁ブロックをされている方でもコインランドリーには理解を示してもらえるかもしれません。

何度も言ってますが、超上級者向けの事業なのでそんな理由では絶対止めておいた方が良いです。

そんな勝手な危機感もあって、同じ様な失敗をする人が一人でも減る様にと情報発信をしてきたわけなのですが、自分の想定よりも早いタイミングで、予想以上の範囲に伝える事が出来たので、「使命感ロス」みたいなものになっていました。

では、ぼーっとしていたのかと言うとそうではありません。

今回の楽待公開で情報発信と共に多くのコインランドリーオーナーの方からお声掛けをいただきました。

コメントいただいた中から抜粋させていただきました。(他にも記事のコメント欄でコメントしてもらっていたり、直接ご連絡をもらったりしています。)

自分の事例は氷山の一角に過ぎない・・・

なんて確信した次第です。

この様に自分と同様に赤字に苦しんでいるオーナーさんやコインランドリー経営を長くされている方、またコインランドリー経営でちゃんと利益を出せている方にもお声掛けいただき、交流が出来る様になりました。

そこで自分のモチベーションが下記の方に向いてしまったのです。

  1. コインランドリー経営に関して相談出来る人が少なく、大家の会の様な情報交換の場所が無い。(業者の話は当てにならない)
  2. 絶望的と思っていたコインランドリー経営だったが、しっかりと利益を出している経営者と話をすることで希望が持てる事(業者の儲かると言う話とは別物)
  3. 自分のコインランドリー店舗もまだまだやれる事がある!
  4. コインランドリー経営で悩んでる他のオーナーにも伝えたい!

てな感じでコインランドリー運営&オーナー仲間との交流の方で動いていたのです。

色々な情報が集まれば、希望が持てたこととそれを同じ様に苦戦しているオーナーにも届けたいと思ったんですね。

自分の性格上、自分の事は扱いが雑なのですが、周りに何かしたいと思った時の方が行動出来たりするので、こっちの方で歯車が噛み合って回り出したのでした。

早速情報が共有出来るグループを立ち上げてみんなで情報を持ち寄り、自分のコインランドリー運営に反映しています。(有料サロンとかでは無いのでご安心ください。)

まだ始めたばかりなのですが、持ち場は違えど一緒にコインランドリー経営を改善しようという仲間とトライ&エラーをしている現在は、情報発信をする前の孤独なコインランドリー経営とは全く違い、今は赤字ですが経営をいうものに正面から向き合いなんとか楽しみながらやれる様になりました。

という訳で11月は店内のレイアウトを変更したり、大物洗いを促すPOPを作成、展示したりしてましたね。

これも7月に始めたTwitterから温かく絡んでくれた不動産クラスタの皆さんのおかげです。本当にありがとうございます。

クソ物件オブザイヤー2019受賞!

楽待公開で手厳しいコメントをいただいたので、そのままクソ物件オブザイヤー2019にエントリー。

冒頭でも書きましたが、ネットには地獄の亡者が腐る程います。

そんなのに絡まれてからにはネタにせずにはいられませんね。

むしろネタにしないと自分の平常心を保ってられなかった事は秘密ですw

そのおかげでなんと

ファイナルノミネートに残り、

なんと「出血多量賞」という名誉ある(?)賞をいただきました^^w

7月にTwitterを始めてから2019年を締めくくるにはふさわしい年末となりましたね!

コインランドリー投資に関して情報発信をした2019年

楽待関係で地獄の亡者に絡まれたこともありましたが、今年は自分にとって有意義な活動が出来ました。

今まで炎上のイメージが強かったTwitterを始めてみて、情報の新鮮さと量に驚かされましたし、自分の恥ずかしい失敗談も見る人にとっては価値のあるものだと分かりました。

何より自分の情報でコインランドリー投資を検討していた人が一旦冷静になって考え直すことになってくれた事が嬉しいですね。

(もしかしたら成功していたかもしれませんが、そこは誰にも分かりません)

現状の出店ペースを見ていると今後はかなりシビアに検討しないと、自分の様なケースになる可能性は大いにあると思っています。

自分は3年前に始めて、公開している状況なのでそこんとこヨロシクです^^

コインランドリー関係に関しては引き続き売上報告だったり、内情を出来るだけ包み隠さず発信していきたいと思います。

今年の売上もそろそろまとまると思うので年明け1発目の記事は2019年の売上報告ですね。

そして来年こそはコインランドリー単体で利益を出します!(今は不動産と合わせてイーブンくらい)

ブログはモチベーションを維持して記事を書いていくぞー^^

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

このブログでは、ネットでもあまり見かけない詳細なコインランドリー投資の失敗談を私の経験から独断と偏見でお伝えしていきます。

私のコインランドリー経営は赤字ですが、コインランドリー経営の全てが悪いという訳ではありません。

中には、綿密に事業計画を立てて、利益をちゃんと上げている企業や経営者は沢山います。

このブログは「コインランドリー投資を私と同じ様な内容で失敗する人を減らしたい」という想いで情報発信していきますので

この情報が役に立ったと感じていただけたら、是非拡散をお願い致します。

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https://ainecoinlaundry.com/2019/12/20/%e3%80%90%e3%82%b3%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%89%e3%83%aa%e3%83%bc%e6%8a%95%e8%b3%87%e3%80%91%e6%a5%bd%e5%be%85%e8%a8%98%e4%ba%8b%e5%85%ac%e9%96%8b%e3%81%8b%e3%82%89kboy%e5%8f%97/feed/ 0 808
【コインランドリー経営】楽待から取材を受けるの巻 https://ainecoinlaundry.com/2019/11/08/%e3%80%90%e3%82%b3%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%89%e3%83%aa%e3%83%bc%e7%b5%8c%e5%96%b6%e3%80%91%e6%a5%bd%e5%be%85%e3%81%8b%e3%82%89%e5%8f%96%e6%9d%90%e3%82%92%e5%8f%97%e3%81%91%e3%82%8b/ https://ainecoinlaundry.com/2019/11/08/%e3%80%90%e3%82%b3%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%89%e3%83%aa%e3%83%bc%e7%b5%8c%e5%96%b6%e3%80%91%e6%a5%bd%e5%be%85%e3%81%8b%e3%82%89%e5%8f%96%e6%9d%90%e3%82%92%e5%8f%97%e3%81%91%e3%82%8b/#comments Fri, 08 Nov 2019 10:20:09 +0000 http://ainecoinlaundry.com/?p=735 2019年9月25日に記事をTwitter上で公開したところ、多くの方に反響をいただきました。 初めてのTwitterの連続する通知の中で1通のDMが届いたのですが、 なんと楽待編集部からでした。 不動産関係の方には説明...

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2019年9月25日に記事をTwitter上で公開したところ、多くの方に反響をいただきました。

初めてのTwitterの連続する通知の中で1通のDMが届いたのですが、

なんと楽待編集部からでした。

不動産関係の方には説明は不要と思いますが、ご存知無い読者の為に説明すると

収益不動産の全国メディアなのです。

例えるなら不動産界隈のYAHOO!JAPANみたいなもんですね。(言い過ぎ?)

自分なんかが、全国メディアに取材を受けるなんて恐れ多いと思ったのですが、自分のアカウントの大義は

コインランドリー投資の危うさを拡めること!

だったので2秒ほど考えて

宜しくお願いします!

と返信させていただきました。

コインランドリー投資の特集について

そういえば過去の記事でも楽待編集部でコインランドリー特集してたなぁと思い見返してみたのですが、

若干マイルド仕様だけど、内情は自分と同じだ・・・

と改めて思った次第です。

こちらのオーナーさんも苦労されている様でした。

しかし、自分との大きな違いは自己所有のテナントでの開業だったので、家賃が発生していない点です。

(固定資産税やら取得時の費用はあるとは思いますが・・・)

それでも、開業から5年でやっと手残りが10万円という世界・・・。

お気付きの方もいるかもしれませんが、家賃が発生していたら普通にキャッシュアウトしていますね。

5年経って家賃無しでも10万円って、自分の店舗の売上はこれから大丈夫か?

と未来の自分の姿を見た気がして不安になりましたが、新品で開業したらどこも同じ状況なんだと変な連帯感が生まれてしまうのでした。

所有物件の1室を使っているからこそプラスの収支で回すことができていますが、参入を検討するなら、最悪の事態も想定してシミュレーションをしておく必要があります。

楽待不動産投資新聞より抜粋

この様に解説もしており、今回はまさしく最悪の事態の取材となったわけです。

10月某日 取材開始

ちょうど取材日の前にNHKのクローズアップ現代+があり、ランドセット投資が特集されており

なんて事も呟いていたので、編集の方とは

クローズアップ現代風でいきましょう!

なんて話をしながら、コインランドリーの店舗へ向かうのでした。

取材は合流時の撮影から始まり

店舗に向かう運転中も取材がありました。

合流した駅から約1時間の移動なので、しっかりお話させてもらいました。

やっぱり質問されると色々自分の中のコインランドリーネタが引き出されていきますね。

流石はプロの取材チームです!!

店舗に到着すると、普段通りの集金風景を撮影。

この時の集金は7日間分の集金だったのですが、雨が降った事もあり上々の結果でした。

集金している風景です。

実はこの時に取材を受けており、それっぽく匂わせていたのですが、特に反応も無しでした。

普通は気付かないですよね笑

店舗に着いた時は晴れていたのですが、ポスティングに出かけると狙ったかの様に通り雨が降ってきました。

まさしく今回の取材の為に天が降らしてくれた様でしたね。

高そうなビデオカメラで撮影してるけど大丈夫かな・・・

と違う心配もしてしまう始末。

普段の業務を終えて店舗での取材を受けました。

1年目に起こったトラブルの現場である貯水槽を見てもらったり羽虫で埋められた床を撮影してもらったりとしっかりと動画の素材を集めるプロの動きに脱帽です。

そして本題のコインランドリーの収益に関して切り込んだインタビューを受けます。

資料は出し惜しみなく公開し、プロの技で編集してもらいました。

(自分も編集スキル欲しい・・・)

その後は普段の食事風景が欲しいという事で、帰りによく行く九州のうどん屋さんへ。

オススメの肉ごぼう天うどんです!

ほぼ毎回このトッピングで食べています。

帰りに所有のアパートを取材してもらいました。

このアパート達が満室稼働してくれているおかげでなんとか持ち堪えているので感謝してもしきれませんね。

最後に回る回る乾燥機の画で幕を閉じました。

こんなに乾燥機の回転が儚く感じた事は無い。編集の力は偉大やな!

と修羅場を乗り越えた今となってはこんな事も思えるのですが、1年目の状況は表現しきれない程の惨状でしたのでこんな余裕は無かったと補足しておきます。

取材を終えて

全国メディアである楽待編集部の方でも自分のコインランドリー投資の話は貴重だと言っていただきました。

しかしTwitter上で交流しているコインランドリーオーナーの方々の話を聞く限り、私だけのケースでは無い様です。

その中でたまたま自分の発言が注目を集めただけだと思っているので、この場を借りてお伝えしましょう。

コインランドリー投資なんて言うほど儲からないよ!業者に乗せられて無謀な出店は止めようね!

この認識が広まれば、既存のオーナーさんも競合店が無茶な出店をしてくるリスクが減ると思うので是非拡散お願いします。

また

もうちょい痩せよう!

と客観的に自分を外から見る事で決意を固くするのでした。

楽待不動産投資新聞の記事と動画はこちらから⬇

1年目から「即死攻撃」、コインランドリー投資で見た地獄

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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私のコインランドリー経営は赤字ですが、コインランドリー経営の全てが悪いという訳ではありません。

中には、綿密に事業計画を立てて、利益をちゃんと上げている企業や経営者は沢山います。

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【コインランドリー経営】出口戦略は悲惨な選択肢しか残されていない https://ainecoinlaundry.com/2019/11/06/%e3%80%90%e3%82%b3%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%89%e3%83%aa%e3%83%bc%e7%b5%8c%e5%96%b6%e3%80%91%e5%87%ba%e5%8f%a3%e6%88%a6%e7%95%a5%e3%81%af%e6%82%b2%e6%83%a8%e3%81%aa%e9%81%b8%e6%8a%9e/ https://ainecoinlaundry.com/2019/11/06/%e3%80%90%e3%82%b3%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%89%e3%83%aa%e3%83%bc%e7%b5%8c%e5%96%b6%e3%80%91%e5%87%ba%e5%8f%a3%e6%88%a6%e7%95%a5%e3%81%af%e6%82%b2%e6%83%a8%e3%81%aa%e9%81%b8%e6%8a%9e/#comments Wed, 06 Nov 2019 12:58:13 +0000 http://ainecoinlaundry.com/?p=686 コインランドリー事業について私の経験を元に裏情報を開示してきました。 しかし本当に恐ろしいのは出口戦略が悲惨な状況しかないという事です。 行くも地獄、帰るも地獄のコインランドリー道は正に修羅の道ですね。 私は開店1年も経...

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コインランドリー事業について私の経験を元に裏情報を開示してきました。

しかし本当に恐ろしいのは出口戦略が悲惨な状況しかないという事です。

行くも地獄、帰るも地獄のコインランドリー道は正に修羅の道ですね。

私は開店1年も経たない内にそれまで全く考えていなかったコインランドリー事業の出口を探す途方も無い旅路に放り込まれました。

その時の経験談が少しでも、読者の方のお役に立てればと思いこの記事を書いています。

この記事では、事業初心者が見落としがちな撤退戦略の重要性を感じてもらえると思います。これはコインランドリー事業だけに限った話では無いので参考にされてください。

赤字続きで1年目からクライマックス突入!?

私がコインランドリー事業の撤退を迫られていたのが2017年9月頃となります。。

この時はコインランドリー事業単体での毎月の手出しが40〜50万円となっており、何故コインランドリー事業をやっているのか、自分でも意味が分からない状況となっていました。

それでも1年も経っておらず、夏の厳しい時期を乗り越えてやっとコインランドリー の売上が上がってくる冬を目前に控えていたので、

まだ資金もあるし、もう少し様子をみようと楽観視は出来ないものの、我慢の時だと思っていたのですが、

周囲からコインランドリー事業を手放してくれ!と言われてしまいます。

私も残債もキレイに精算して手離れ出来るものならば、そうしたかったのですが、コインランドリー事業の撤退というものを真面目に考えた時にあまりの選択肢の悲惨さに絶句してしまい、

出口の無い迷宮へと迷い込んでしまった事に後から気づくのでした。

迷宮の中で経営相談をしてみた

まず流石に撤退する判断をするには早すぎると思い、開店以降特にフォローも無かった業者とメーカー営業を店舗近くのファミレスに呼び出し、涙声で相談します。

もうすぐ1年ですが、売上が予定通り上がらず、赤字が続いています。経営的にもこのままだとヤバいです・・・

なんとか声を振り絞って、1年目の赤字だらけの実績表を見てもらいます。

これは酷い・・・

(「これは酷い・・・」じゃねーよ!!!(怒))

業者はまるで他人事の様に客観的に分析します。

(他人事なんでしょうが・・・)

こっちはおたくにお勧めされたテナントでほぼ提案された通りの構成で開店してるんですけど・・・

そして続けてこうも言いました。

今年(2017年)は空梅雨で雨が少なくどこのコインランドリーも前年比2割減なんですよ・・・

(知らんがなっ!!!)

他の店舗の話とか聞いて無いですし、天候のせいだけにして責任を逃れようとしてんじゃないよ!!

と思ったのですが、あながち嘘では無く雨が最大要因だという事にこの時に気づくのでした。

(雨でここまで売上が影響されるって教えてくれなかったじゃん・・・)

それでも売上予測に対して大きな乖離があり、雨が降っていたとしても予定通りの売上になっていたかは怪しいです。

この業者さんは現状を真摯に捉え、これからの対策も現実的に考えてくれていたのですが、

オーナー、この店舗はまだまだ伸び代はありますよ!
売上150万円も狙えます!!

と未だに夢物語を語ってくるではありませんか!!

そんな売上が見込めるんなら、○○さん(メーカー営業)が買い取って商売してくださいよ!!

それは、ちょっと、その・・・ゴニョゴニョ

なんて問答もしましたが、やはり営業は売るまでが仕事なんだなぁと実感したのです。その他にも売上UPの対策として

常駐スタッフを置いて、お客様との接点が増えれば常連客もついて平日の稼働も安定しますよ。

とか

本来は男性スタッフは主婦の方から嫌がられますが、オーナーはイケメンですから、オーナー自ら店舗に立ち接客をされてはどうでしょうか?

とあからさまなヨイショの営業トークを交えて、その場を切り抜けようとします。

確かに常駐スタッフを置けば売上が上がる可能性はありますが、人件費を考えると利益が出るとは到底思えませんでした。

そもそも既に赤字なのに、不確定な売上に対して支出を増やす余裕なんてどこにも無かったのです。

現在は1日約1000円で1時間の清掃をお願いしていますが、仮に午前中の9時〜12時だけの3時間勤務をお願いするにしても人件費が3倍となってしまいますし、

晴れの日の場合は、午前中と言えど来客がほどんど無い事もしばしばあるので、そこに経費を投入する決断は出来ません。

また自分が毎日店舗で接客するという案も日々の移動等も考えて現実的ではありませんしね。

そこら辺のこと分かって言ってんのかな?と怒りを堪えながら提案を聞くだけ聞いてたことを覚えています。

そしてこの話の結果として売上が上がるかどうかの不信感が余計強まったので、次にオーナーチェンジの話をしてみるのでした。

出口①オーナーチェンジを試みる

コインランドリー事業の赤字に嫌気が差していた私は、出来ることならオーナーチェンジで事業譲渡を考えたいと伝えました。

条件は諸々込みで1500万円(税込)。

これは借入金の残債の約半分の金額となっており、残りの1500万円は1号と2号のアパートを上手く売却出来れば帳消しに出来ると算盤を弾いて出したものでした。

この様に3000万円投資して、1年も経たずに半額で売りに出す事を決断しなければいけない程に追い込まれていたんですね。

これって不動産のケースで考えても破格の条件で設定したと思っていました。

しかしこの考えは間違っていました。

新築1Rや、か○ちゃ等の様に業者の利益ががっぽり乗っかってる場合は除きますが、適正な利回りであれば売却が出来る不動産との違いにこの時はまだ気づけていなかったのです。

そうです!

私のコインランドリー事業は新築1Rやか○ちゃと同等か、それ以上のクソ物件だったのです!!

このオーナーチェンジの話は3つのルートで譲渡先を探してもらっていました。

  1. メーカー、業者ルート
  2. 警備会社ルート
  3. 居抜き物件の専門業者ルート

の3パターンの話をお伝えしたいと思います。

1.メーカー、業者ルート

まずは先程のファミレスでの経営相談の最後に、

自分のコインランドリーを引き受けてくれるオーナーを探してください!

と話していたので、早速メーカーの伝手を辿ってもらい、オーナーチェンジをしてもいいと言ってくれる、コインランドリー経営者を探してもらいました。

そして一人興味を持ってくれた方がいたので紹介してもらいました。

その方は別のエリアでコインランドリーを2店舗経営しているオーナーさんでした。

本業の方では、建築関係の会社を経営されていたので、内装関係等は自分で手配出来る様でした。

早速開店1年間の数字を見てもらい、店舗も直接見てもらい、ある程度の算段がついたのでしょう。

オーナーチェンジをこちらが提示した1500万円で受けてもいいと言ってくれました。

しかし1点だけ改善が出来ればとの条件付きだったのです。

それは

家賃が高過ぎる!

という事でした。

おそらく2店舗を経営している経験から今後の売上は予測出来たのでしょうが、固定費の部分が折り合いがつかなかったのでしょう。

大家さんに事情を伝えて家賃値下げの直接交渉の場を設けたのですが、希望の家賃がかなり攻めた金額だったので、交渉は失敗に終わり、メーカールートで紹介されたオーナーさんとの事業譲渡は破談に終わったのでした。

大家さんも家賃値下げをしたくないのは自分も大家なので良く分かります。

しかしこの時ばかりは交渉成立を願っていたのですが、やはり無理でしたね。

2.警備会社ルート

次に紹介されたのは、日々のコールセンター業務をお願いしている警備会社からでした。

警備会社とは定期の契約をしていたので、途中でオーナーチェンジをした場合の違約金が発生するか等も確認する必要が有り、事情を伝えていたのです。

紹介していただいた方はコインランドリー事業はしていないのですが、別の事業を経営しており、今後の事業拡大の一手としてコインランドリー経営に関心を持っていました。

この経営者の方は、他のフランチャイズの話も聞いており新規での開業は費用がかかりすぎる為、私の様なオーナーチェンジの案件を探していたとのことでした。

また私の案件の前に契約直前まで話が進んだところで、出店予定地の地主と揉めて白紙になった事も話していました。

なので今回の私の案件にかける期待も大きかったのですが、またもや交渉は破談となってしまいます。

詳細は省きますが、大家さんとのオーナーチェンジの交渉の際にテナントの現状の条件での契約更新で揉めたのです。

このオーナーさんも乗り気だったのですが、最後の条件のところで折り合わず、この話も無くなってしまいました。

初めてのコインランドリー経営が1年目からクライマックスに突入し、

更には人生初めての事業譲渡も計画しますが上手くいかず

既に精神はズタボロになっていたのでした・・・

3.居抜き物件の専門業者ルート

事業譲渡を決めた私は譲渡先の候補は多い方が良いと思い、居抜き物件を取り扱う業者にも問い合わせをしていました。

この業者は主に居酒屋等の飲食店の機材をそのままで格安で物件を紹介する事をメインとしていた為、コインランドリーの事例は少ないものの相談に乗ってもらいました。

また経営コンサルも兼ねていた様でコインランドリー事業の内容も見てもらったのですが、なかなか辛辣な評価をしていただき、現状を再認識するに到るのでした。

それでもなんとかコインランドリーの事業譲渡として案件を投資家等に投げてもらったり、現状の借入状況などの整理を手伝ってもらったので感謝しています。

そして、初めて業界の外からの厳しい意見を受けて、コインランドリー投資のヤバさを知ります。

現状が赤字の事業なんて基本誰もお金を出して買いません。

常に出血している状況なので、早く損切りして出血を減らしましょう!

知り合いのコインランドリー業者に店舗を見てもらいましたが、視認性が悪く立地が良いとは言えないとのこと。

売上が上がるかどうかは不確定要素なので、期待するのは危ないですよ。

等とバッサリと言ってもらえて逆に清々しく思えました。

1年目からこんなボロボロになる事ってあるんだなぁと今となっては貴重な経験です。

それでもまだ何とか活路を見出したかった自分は先の2件のオーナーチェンジの話に臨むのですが、見事に玉砕しコンサルの方に再度相談しに行きます。

この時は既に「破産」の2文字も頭の中によぎっていましたが、まだやれる事はあると心のどこかで完全に諦める事はしていませんでした。

こちらの提示価格の1500万円では話が進まない事に対して

現状(2017年9月)の時点で持ってるだけで赤字なので
0円で譲渡しても会計上ではプラスになります。
決断をされてはどうでしょうか?

と、ここまで言われました。

(3000万円の投資の価値が1年で0円って・・・)

本当に泣けてきましたね。

何やってるんだろうって・・・

でも、それが現実なのだと痛感しました。

利益を生まない事業は1円の価値も無いという事です。

巷では、節税対策やら相続対策やらを売りにしているビジネスモデルを見かけますが、やはり事業単体で利益を生まないといかんのです。

そもそも節税対策とか相続対策の商品に引っかかるのは、対策出来る仕組みを理解していない場合が多い気がします。

話が外れましたが、コインランドリー投資に関しても私の事前の知識不足が招いた結果と言えます。

なのでこの状況を噛み締めて、次の行動に移るのでした。

出口②機械売却を試みる

コインランドリーの事業譲渡が難しいと悟った私は、撤退して機械売却の方向も模索してみます。

しかし返ってきた答えは散々なものでした。

機械はある程度の値は付きますが、撤去費用や運搬費を差引くとあまり残りませんよ・・・

なんと新品から1年経たずで鉄屑との評価が下されてしまったのです。

しかもコインランドリーの機械は重量がとても重い為、撤去作業や運搬するのに多額の費用が発生するとのことです。

絶望しかない・・・

撤退する場合は他にもテナント契約の早期解約の違約金やらも発生する為、ざっくり計算しても1年目の撤退は赤字でしかありませんでした。

また先ほどの居抜き物件専門の業者の方からも機械売却の方向性を示してもらい

私の知り合いの業者は機械まとめて500万円で買取出来ると言ってますよ。

と、機械の下見までしてもらい金額を提示してもらいました。

業者が違うだけでここまで査定が違うのもコインランドリー の闇やな・・・

と思ったかどうかは覚えていませんが、査定額の基準が在って無い様な業界を目の当たりにして、相見積もりの重要性を認識したのでした。

ここで熟練の事業家や企業ならスパッと見切りをつけて撤退の決断を下すことが出来るのかもしれませんが、平凡な大家業しか経験のない自分は何も決断が出来ないまま、コインランドリーの売上の行く末を見守るしかないのでした。

出口③破産を考える

事業譲渡も無理

機械を売却して撤退も無理

となった時点でとある方面からの圧もあり、本気で「破産」の2文字が頭の中に浮かんでくる様になりました。

こんな苦しい思いをして事業をやる必要は有るのか?

破産申請したら身軽になれる・・・

等と考えることもあったのですが、まだやれる事もあり、資金も時間もあったので、自分の勝手な都合で全てを放り投げる決断は出来ませんでした。

コインランドリー関係だけ債務も含めて放棄出来るなら選択していたかもしれませんが、破産する事は全ての資産を放棄し、今までお世話になったアパートの管理会社等にも迷惑をかける事になるので決断が出来なかったのです。

また、今すぐしなければいけない状況でも無かったので、やれるだけやって駄目ならギブアップすればいいや。という考えでした。

今となってもこの決断が出来なかった事が正解かどうかは分かりません。

しかしこの決断が遅くなってしまった事で大切なものも失う事になりました。

なので、事業を始める場合は事前にこの出口戦略まで考える事が大事だと私の経験上お伝えしておきます。

最初から失敗する事なんて考えねーよ!

という方もいるかもしれませんが、投資の世界でいう損切りみたいなものなので事前に撤退するラインを決めておき、機械的に判断出来る基準は必要だと考えています。

私の様に状況を目前にして、様々な感情が渦巻く中では冷静な判断も下せませんしね。

出口に辿り着けなかった結果

経営1年目である2017年の年末に起こったコインランドリー撤退の一連の流れは以上です。

その後は11月に1周年記念のキャンペーン広告をうち、洗濯機半額が効いたのか売上のベースも上がり、2年目からの売上は赤字から抜け出せないものの1年目よりも約150%U Pとなりました。

その結果、コインランドリーの赤字がギリギリ不動産収入で補填できる範囲に収まってくれたので、総事業でトントンの経営となっています。

しかし、これは結果論でしか無いので、あのまま売上が上がらず、コインランドリー事業で毎月40万円前後の赤字が発生している可能性もあったのです。

また雨による売上変動も毎月ありますので、未だにコインランドリー事業という迷宮を彷徨っています。

何度も言う様ですが、コインランドリー事業は

超上級者向けの事業です。

よく「簡単経営」「手間要らず」「副業に最適」等のキャッチーなフレーズを見かけますが、自分と同じ状況になった場合は、本業がまともに手をつけられなくなります。

なのでコインランドリー事業が全事業のほんの一部と言えるくらいの事業規模の人以外は、難しいとお伝えしておきましょう。

中には1店舗目が上手くいき、店舗展開しているオーナーさんもいるかもしれませんが、そのオーナーさんと同じ条件、資産状況等ではありませんので、絶対大丈夫という事はありません。

そして計画通りに行かない場合は不動産投資を超えるダメージが発生する事になるので、例え総投資金額が不動産よりも抑えられていても注意してくださいね。

特に私の様にフルローン、10年融資等の条件の場合はリスク管理を徹底してください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

このブログでは、ネットでもあまり見かけない詳細なコインランドリー投資の失敗談を私の経験から独断と偏見でお伝えしていきます。

私のコインランドリー経営は赤字ですが、コインランドリー経営の全てが悪いという訳ではありません。

中には、綿密に事業計画を立てて、利益をちゃんと上げている企業や経営者は沢山います。

このブログは「コインランドリー投資を私と同じ様な内容で失敗する人を減らしたい」という想いで情報発信していきますので

この情報が役に立ったと感じていただけたら、是非拡散をお願い致します。

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【コインランドリー開業】フランチャイズでの経営について https://ainecoinlaundry.com/2019/11/02/%e3%80%90%e3%82%b3%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%89%e3%83%aa%e3%83%bc%e9%96%8b%e6%a5%ad%e3%80%91%e3%83%95%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%81%e3%83%a3%e3%82%a4%e3%82%ba%e3%81%a7%e3%81%ae%e7%b5%8c/ https://ainecoinlaundry.com/2019/11/02/%e3%80%90%e3%82%b3%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%89%e3%83%aa%e3%83%bc%e9%96%8b%e6%a5%ad%e3%80%91%e3%83%95%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%81%e3%83%a3%e3%82%a4%e3%82%ba%e3%81%a7%e3%81%ae%e7%b5%8c/#respond Sat, 02 Nov 2019 02:08:37 +0000 http://ainecoinlaundry.com/?p=614 私のコインランドリー経営に関して と聞かれる事が多いのですが、私の店舗はフランチャイズ契約はしていません。 最近では、コインランドリー経営を独自のコンセプトや設備等で差別化し、一つの店舗モデルとしてセット販売しているフラ...

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私のコインランドリー経営に関して

フランチャイズ契約をしていますか?

と聞かれる事が多いのですが、私の店舗はフランチャイズ契約はしていません。

最近では、コインランドリー経営を独自のコンセプトや設備等で差別化し、一つの店舗モデルとしてセット販売しているフランチャイジーの会社が増えてきてる気がします。

このコインランドリー経営のフランチャイズは、業界の人から見ると簡単に分かるのですが

機械は海外、または国内メーカーから仕入れており(代理店契約)、店舗の内装やサービスを独自の付加価値としてセットにした形でフランチャイズのモデルを販売しています。

なので機械だけで見ればメーカーや中古業者から仕入れる事も可能ですし、内装なども自分で発注すれば済む話だったりします。

では何故フランチャイズのコインランドリーが増えてきているのでしょうか?

この記事では私から見たフランチャイズ経営のメリットと実際に経営してみてからのメリットの考察をお伝えしています。

本当は自分のフランチャイズ契約について書くつもりだったのですが、コインラインドリー経営のノウハウと裏話にまで派生して、長文となってしまいました。

コインランドリー経営が謎過ぎる

やはり最たる理由はコインランドリー経営の詳細が謎に包まれており、ネットで検索しても見つかる情報は聞こえの良い投資、事業としての数字やメリットばかりという現状だからでは無いでしょうか?

私が経営1年目の数字を詳細まで公開した反応が予想以上にあり、多くの方が「コインランドリー投資事業に関心はあっても中身が見えない」という疑問に私の記事が当てはまった結果がこの点において裏付けてくれています。

雨の日にコインランドリーに行くと、いつもいっぱいだから儲かってそうだわ。

副業を始めようと思うんだけど、不動産は最近良い話を聞かないし、他に手間のかからない投資はないかな?

コインランドリー事業は儲かると聞くけど、100円玉ビジネスであそこまで設備投資して回収出来るの?

という感じで、コインランドリー店舗は身近にあるけれど、内情はブラックボックスであり、利用客としてのイメージや機器メーカーの情報が優先しているのが現状だと思います。

なので、情報収集をするにしても私の様に先ずはメーカーやコインランドリー機器取扱業者に連絡をとって始める人がほとんどでしょう。

そこで、コインランドリー経営の素晴らしさ、収益性に加えて、地域貢献度の高さ等で投資家の欲を少し刺激してあげれば、コインランドリーオーナーの出来上がりです。

(この時に比較する情報が少ない事は良くない状況ですので頑張って情報発信しているのですが・・・)

このブラックボックス度合いはどれ程かと申しますと

  • 熟練の大家さんや投資コンサルの方が私の暴露記事を評価してくれた事
  • 同エリアの建築関係の人がコインランドリー経営について分からない事が多すぎるので直接アポを取ってきた事
  • 私よりも投資歴も長く資産規模も大きい投資家の方が私と同じ様にコインランドリー投資を始めて厳しい状況にある事

という様に投資の世界で既に色々実践されている方々でも詳細な内容が分かっていない程の真っ黒クロスケなのです。

フランチャイズのメリット

①運営管理

フランチャイズ契約の下でコインランドリー経営を始めれば、自主運営よりも丁寧に指導をしてくれるでしょう。

また運営の方法として、完全お任せプランもあり、清掃、集金、トラブル対応などの人手が必要な業務も全て丸投げし、オーナーは毎月の報告書を見るだけというものもあります。

コインランドリー経営は開店してからの業務も賃貸経営以上に労働力が必要とされるので、既に出来上がっているシステムにお任せすれば会社員や経営者としての忙しい日々にそこまで負担をかけずに経営が可能です。

②ネームバリュー

赤い看板や緑の看板などフランチャイズ本部が率先して広告を打ってくれるのでお客様がコインランドリーとして認知しやすいという事があります。

なので、道路沿いの店舗の場合、お馴染みの看板を見ただけでコインランドリーがあると認識してもらえるのは、初期の集客においては有力だと考えます。

また設置している機械も基本的に同じメーカーになるので、利用者にとっては操作方法が一定で安心するかもしれませんね。

③独自のサービス、デザイン

これこそが最近コインランドリーのフランチャイズ業者が増えてきている理由ではないかと私は思います。

Google先生にコインランドリーのフランチャイズで検索をかけると色々なFC本部がヒットします。

私がコイン ランドリーを始める3年前よりも増えているのではないでしょうか?

  • カフェ併設のお洒落店舗
  • S級立地に特化した戦略
  • 布団洗いに特化した戦略
  • その他、競合店舗と差別化する○○ etc…

とパッと思い浮かんだだけ挙げてみました。

どれもコインランドリー店舗の今後の姿を描いた様なプランであり、しっかりとしたモデルケースも提示してたりします。

今後は都市部や人口密集地では昨今のコンビニ問題の様にドミナント戦略ばりにコインランドリー店舗の乱立が起こるエリアもあると予想出来ますので、差別化はある程度は必要ではないでしょうか?

そこをFC本部のプランで差別化に成功出来れば、エリアでの競争が起こった時に生存できるかもしれません。

生存戦略始めますか?

④多店舗展開ならではの力技を出せる

1店舗経営では出来ない事も多店舗を統括しているフランチャイズ本部なら出来る事もあります。

三本の矢であれば何とやら・・・というやつですね。

例えばテレビCMは個人経営の店舗ではほぼ不可能です。

加盟店から広告宣伝費を集めてまとめる事で始めて可能となる大技ですね。ただ

コインランドリー利用の宣伝をしてくれるので、FC店舗でなくても恩恵を受けれる。

なんて話も聞いた事がありますがwww

他には、メーカーとの一括仕入れ、定期仕入れ契約による機器、部材の値引きやガス会社との専属契約による単価交渉、必要なシステムの割安で利用出来るなどの特典があるかもしれません。

これは仕入れを抑えた分価格に反映してくれていればの話なので、本来の市場価格を自分で把握していなければ、高いか安いか判断出来ませんね。なので営業から「特別値引きしました」と言われただけで気を良くしない様にしましょう。(ほとんど昔の自分へのメッセージですね・・・)

この様にフランチャイズ契約をする事で受けられるメリットは色々あると思います

しかしそのメリットは基本的に経営者として考え行動するべき事項を代行してもらっているものです。安易に「楽だから」と全てを任せると収益も含めて想定していなかったトラブルに巻き込まれるかもしれませんのでご注意ください。

フランチャイズのメリットは本当に必要か考えよう

先ほど上げたメリットはもちろん全ての恩恵を受けることを選択すれば、自分の時間を使わずに経営する事が出来るので副業等には向いていると言えるでしょう。

でも良く考えてみて下さい。あなたの時間や労力を投資する代替として何が支払われているのかを。

それはコインランドリー事業の利益です。

もちろんフランチャイズのメリットを受ける事で利益が生まれる事もありますので、全てを否定するのではありません。

しかし過去の記事で何度も言っている様に

コインランドリー事業はそんなに大きく儲からない

ので、その利益の中からどこにどれだけ投資すればあなたの人生のパフォーマンスが最大化するのか良く考えてフランチャイズ契約を結びましょう。

この考えを踏まえた上で先ほどのメリットに対しての私の考えをお伝えします。

検討段階での材料になれば幸いです。

①運営管理はどこまで任せるか考える

やはりコインランドリー経営で不安なところは謎に包まれた運営面では無いでしょうか?

コインランドリー投資のセールポイントとして「無人経営」「手間要らず」等とありますが、本当にそんな事が可能なのか?疑っている人も多いと思います。

そもそも

何をすれば良いのか分からない

というのが本音では無いでしょうか?

そんな不安を全てお任せ出来れば安心ですよね。

しかし、内容をきちんと把握すれば自分で取捨選択する事も可能なので自分の出来る範囲と任せる範囲をしっかり線引き出来れば余計な経費も発生しません。

  1. 店内の清掃
  2. 営業時間中のクレーム電話対応
  3. 洗剤、消耗品の補充
  4. 集金
  5. 店内装飾やのぼりの設置、交換等の集客対策
  6. 広告やキャンペーンでの集客対策の思案、実行

という様に私の店舗での業務をピックアップしてみました。

1.店内の清掃

1番の店内清掃は店内の清潔感を一定に保つ事はもちろんですが、乾燥機のフィルターの繊維を吸い取ってもらう事も重要です。

乾燥機はガスを燃焼させて発生させた熱風を乾燥機内に循環させているのですが、この熱風の出口に細かい網目のフィルターが設置されています。

乾燥中の衣類の繊維を受け止める役割を担っており、このフィルターを通さずに循環させてしまうと大量の繊維が外に排気と一緒に出てしまう為一次防衛ラインを張っている訳です。

(それでもさらに細かい繊維はフィルターを通り抜けていくのですが・・・)

そんなフィルターですが、乾燥機が稼働すればする程繊維が積もっていく為、仮に放置してしまうとフィルターが詰まり、熱風の循環が悪くなってしまいます。

その結果乾燥機の乾燥性能が落ちる為、クレームに繋がる怖れがあるのです。

なので清掃スタッフの方には店内の清掃と乾燥機のフィルターの清掃は優先してもらう様にお願いしています。

私はスタッフによる清掃を毎日お願いしていますが、中には週に2、3回に設定しているオーナーもいると聞きますので清掃のさじ加減は様々ですね。

私も夏場のほとんど集客が無い時は毎日の清掃は必要かな?と思ったりもするのですが、そこまでは割り切れていません。

また清掃範囲は日々の簡易的な部分を1日1時間でお願いしているので、たまに発生する困難な汚れを発見した時は私が自ら出動してゴシゴシ擦ったりしています。

この様な毎日が推奨の清掃業務ですが、必ずしも毎日である必要もありません。

外注するか、自分で清掃するかでも毎月の支出が変わってくるので一度ご検討ください。

もし自分で清掃する事を選ぶ場合は、自宅から店舗までの距離に注意する必要があります。

闇雲に経費削減をすると逆に高くつく場合もあるのです。

例えば遠方の店舗では確実にコストパフォーマンスが悪くなります。ガソリン代等を考えるなら外注した方が良かったりしますね。

私の場合は往復2時間、清掃作業1時間と考えた場合、明らかに外注の方が良かったので外注でお願いしました。

こうならない様に日々の業務として取り入れる場合には職場の近くや、生活圏内の中での出店を計画すれば、ついでの作業でコインランドリー業務も出来ます。

自主管理の範囲を多めにするのであれば、こう言った面での立地も検討要素に入れた方が良いのではないでしょうか?

それでも支出を削りたい時の候補に上がってしまう清掃業務ですが清潔感を保つ事が店舗のイメージにも関わってくる為、自分一人ではもしもの時にカバー出来ないと判断した結果、私は固定の経費として泣く泣く捻出している項目なので、検討時に私の意見を参考にされて下さい。

2.営業時間内のクレーム電話対応

これは精神的な話になってきますが、いきなり自分の携帯に知らない人からクレーム電話がかかってきたら嫌じゃないですか?

私は嫌です。

なのでトラブル等のクレームの電話対応を1次対応として警備会社に委託しています。(この警備会社はコインランドリー対応業務を他の店舗からも委託されている会社です。)

この電話での対応でトラブル等が収まれば対応後メールで報告書が送られてくるいので事後確認で済みます。

この1次対応で治まってくれるのは間違えて多く入れたので返金して欲しい等の返金対応や忘れ物報告が多いですね。

他には営業時間が6時〜24時までなので閉店後は自動で施錠がかかる仕様にしているのですが、洗濯物入れたままにして自動ロック後に回収に来て電話が入ったりした事もあります。

この場合は遠隔で施錠解除が出来ない為、翌朝に回収に来て下さいとお願いするしか無いです。

これらは特にトラブルというトラブルでも無いので後からゆっくり確認しています。

この電話上で解決しない場合は私のところに警備会社から連絡があり、こちらで解決をしなければいけません。自分が出動するまでを2次対応と呼んでいます。

警備会社に緊急出動をしてもらうオプションもあるのですが、結構値段がするので自分で動いています。

これは月に1回有るか無いかの頻度なので、そこまで大きな負担では無いですね。

この2次対応で解決する内容としては、コイン詰まりの対応や簡単な機械トラブル、店内の目立つ汚れの除去という感じです。(羽虫事件も2次対応になります。)

最近では領収書の送付依頼や、店内で返金対応が出来なかったお客様へ郵便局から現金書き留めで返金する作業とかありますね。(地味に送料かかるので止めて欲しい・・・)

最近は慣れてきたのでここまではそこまで苦にはなりませんが、初見のトラブルに関しては手探りで対応していたのでこれから始める方は一つでも多くクレーム事例を聞いていた方が良いですよ。

そしていよいよトラブルを確認して自分ではどうしようも出来ない場合は3次対応となります。

噴水事件の初見時はまさに自分の理解の範疇を超えていたので業者を呼び出して対応してもらったケースとなります。

他には、

乾燥機の回転する音がおかしいと電話があり、メンテナンス業者に来てもらいドラムを下で受けるローラーの交換に立ち会ったり、

洗濯乾燥機のコイン詰まりが何度も発生するのでコインカウンターを交換してもらったり(保証期間内)しました。

上記の様に3次対応までいくケースはあまり無いので、発生したら運が悪かった!と思う様にしています。

このコインランドリー機器の稼働を止める様なトラブルは場合によっては売上に影響を強く与えます。

例えば梅雨時期の稼ぎ時に乾燥機が1台停止したり、衣替えの時期に洗濯機が停止するだけで大きな機会損失です。

これが夏場の乾燥機が稼働しない時期の故障だったり、普段の洗濯機が動かない平日ならそこまで急ぎの案件ではないのですが、

トラブルというのは総じて、機械が稼働する時に発生する確率が高くなるので急ぎの対応を迫られる事が経験上多いですね。

私の経験した事例の様に不特定多数のお客様を相手にする事業なので全く手間がかからないという事はあり得ません。

その中でコインランドリーのクレームというものは一定数は発生しますし、毎日ではありませんが、いつ電話が鳴るかも分かりません。

そのクレーム電話の為に神経をすり減らしたくないので1次対応だけ外注する判断に至りました。

コインランドリー経営は24時間営業が可能なので、深夜の電話を考えると1次対応だけでも外注した方が良いのではないでしょうか?

また地域やエリアの特性によっても客層は変わってきますので、よく見極めてからクレーム対応の設定をすると良いでしょう。

3.洗剤、消耗品の補充

日々消費される洗濯機の洗剤、柔軟剤の補充は誰がするのか?問題ですね。

この洗剤、柔軟剤は店舗に直送出来れば良いのですが、スタッフが常駐していない為、一度販売店から自宅で受け取って、集金時に持って行っています。

なので自分で洗剤、柔軟剤を補充していますね。

このコインランドリー機器用の洗剤、柔軟剤ですが業務用サイズの為、かなり重たくシルバー人材センターのスタッフの方に抱えながら補充してもらうのも申し訳無いのです(汗)

また店舗内に作業テーブルのほこり、汚れを拭き取る際に使用するアルコールスプレー(これは家庭用の卓上用のやつです)や、インフルエンザ予防の時に使われる消毒用ハンドスプレーを設置しており、これらの補充は補充頻度も高いのでスタッフの方にお願いしています。

この様に作業頻度が低く、大変なものは自分で行い、

作業頻度が高く、容易なものはスタッフにお願いするという基準で線引きをしています。

これらも全てお任せする外注の仕方もありますが、経費削減とスタッフの方に気持ちよく作業してもらいたいのでバランスが大事ですね。

この様に必要な作業やその頻度もやってみないと分からないと思います。

なので全てをまとめて任せると頻度の低い業務にも一定の費用が毎月発生してしまうかもしれませんので、もし可能なら契約後でも柔軟に作業内容と契約内容を変えれる様に出来ると良いでしょう。

(全てを任せる場合は基本的に全ての作業を行う前提で業者側が損しない様に最大値で設定されると思います。)

4.集金

集金は一番重要な業務と言っていいでしょう。

お店の売上を各機械から回収して、集計して、銀行に入金するまでが一連の流れになります。

最初は時間がかかりますが、慣れてくると流れを掴んで作業が早くなったり、売上が多い時は喜んだり出来ます。

また売上を集計する事も重要ですが、回収した100円玉を両替機に戻して、両替時に投入された千円札と500円玉を回収します。

両替機のたくさんの100円玉を補充するのっていつも銀行で崩してもらってるの?

と聞かれる事もあるのですが、そんな事はしていません。

基本はお客様が投入された100玉を両替機に戻しているので、大量に100玉硬貨が必要なのは、最初に開店する時に両替機に補充する時だけですね。

この集金業務ですが、これも外注は可能です。

遠隔地でのコインランドリー経営は外注しないと無理なのではないでしょうか?

この集金業務はお金を扱う作業だけあって他人に任せる場合は慎重に考えなければいけません。

何故ならお金の問題だからこそ、人間関係を壊しかねないからです。

経営1年目の私の場合ですが、自分で集金していたにも関わらず、あまりに売上が酷い為、

誰か売上抜いてるんじゃないか?
気づかない内に窃盗に遭ってないか?

とダークサイドに堕ちかかってしまい、疑心暗鬼の心に支配されてしまったことがあります。(実際は売上がただ低いだけでしたが・・・)

また私の店舗では高価な売上データ管理が出来るシステム付きの両替機を導入していなかったので、日々の詳細な売上は把握出来ず、集金時の実際の現金集計だけでしか確認出来ない仕様です。

その為、自分の集計した売上ですら疑う状況になっていました。

この様な状況で集金を他人に任せて、売上確認が集計時の報告のみなんて事になったら、あなたは自分以外を信じる事が出来ますか?

私も基本は性善説を信じたい方ですが、お金が絡むと人間変わってしまうので注意しましょう。

もし、集金業務を自分以外に任せる場合は、少々値が張っても売上データを集計してくれるシステムを導入することをお勧めします。

正確な売上を把握出来ると同時に心の安定剤になるからです。

また、詳細なデータも取れるので集客の弱い時間や曜日が分析出来れば、的確なタイムセールも企画出来るので、今となっては必要な設備ですね。

(詳細なデータが取れない私は「平日は稼働が悪い」というざっくりした感覚の下、「平日洗濯機半額!」という大雑把なキャンペーンを行っています)

また機能によってはポイントを付与したり、メールアドレスを取得してメール広告を打てたりするらしいので集客面では使う人間によっては強力なツールとなるはずです。

予算が・・・と言う場合は洗濯機の台数減らせば良いのではないでしょうか?

私の店舗を見る限りでは、1日1稼働しかしない洗濯機より集計システムの方が有益そうなので高いからというだけで除外するのは早計かもしれませんね。

また集金に行くペースも

基本は両替機内の100玉が無くなる前くらい

で良いので、私の場合は雨が降って売上が上がる時は週に1回、晴ればかりで売上が上がってない時は2週間に1回という様に調整しています。

両替機の100玉の容量にもよるので、集金業務だけで言えば月に2回〜4回で大丈夫です。

なので余程の遠隔地で無ければ、自分での集金が良いでしょうね。

不動産よりも定期的に自分の店舗を見なければ改善点に気付く事も出来ませんし、何より事業として始めるならば、売上くらいは自分で管理しないと面白くないですよ。

5.店内装飾やのぼりの設置、交換等の集客対策

店内装飾は基本的に季節に合わせたPOPやコイン詰まりの注意喚起等をPOPにしてお客様が気付き易い所に設置しています。

最初は大量にPOPをベタベタ貼ると見た目が悪いからシンプルな方が良いと業者から説明を受けましたが、日々のコイン詰まり等のトラブルに耐えかねてしまい、トラブルを未然に防ぐ注意喚起系のPOPを量産しております。

因みにトラブルの筆頭コイン詰まり対策としてピンセットで投入口をお客様で突いてもらう様にしています。クレーム電話さえもさせない姿勢が大事ですね笑

この様に老舗の店舗程、POPが多い理由が自分でやってみて分かった気がします。クレームの数だけ注意喚起POPが増えていくようですね。

またお店の存在を通行する人や車に気づかせるのぼりは重要なアイテムです。

基本無人店舗の為、のぼりが呼び込みしてくれるイメージなのですが、基本無人の店舗は営業時間に合わせてのぼりの出し入れができないので、基本外に放置です。

なので常に日光の紫外線を受け、繊維の劣化は進みますし、台風や強風の日は耐えられずビリビリになっていたりします。

最近はスタッフの方が台風の前日に店内に待避してくれる様になったので被害は減りましたが、それでも劣化して色褪せたり、強風で引き裂かれたりするので交換は必須です。

これも結構面倒な作業なので私が気付いた時にしています。

そしてのぼりって結構高いんですよ。

ネットで専門店から既製のコインランドリー用デザインの物を購入しているのですが、それでも1枚1000円くらいします。(メーカーから購入すると倍以上します)

なのでビリビリに引き裂かれたのぼりを発見した時は泣く泣く交換しております。

こういうPOPの作成やのぼりの設置等もフランチャイズであれば、専用のデザインがあるのでそれを使うのも選択肢の一つですね。

しかし、このデザインや交換作業等も必ず中間フィーは発生していると考えるのが妥当なので、自分で出来る範囲かどうかの判断はする様にしてください。

6.広告やキャンペーンでの集客対策の思案、実行

コインランドリーの集客に関しても謎ですよね。

しかし不動産投資家ではなく、洗練された事業家の方から見たら他と変わりはありません。

  1. 宣伝を行い
  2. 来店してもらって
  3. ファン(常連客)を増やす

という基本的なサイクルを繰り返すだけです。

宣伝では新聞折り込み等のメディアが思いつきますが、一個人経営のコインランドリーでは経費が掛かりすぎるので、乱発は出来ませんね。

私も開店の時と一周年記念の時にメディアでの広告を打ちましたが、費用対効果はそこまで高くないと考えています。

何故かというと、新聞や地方紙のカバーする範囲よりも、コインランドリー店舗の商圏が確実に狭いからです。

ある程度エリアを指定する事も可能ですが、それでも一般的なコインランドリーの商圏よりも広くなってしまいます。

なので費用に対して無駄なエリアへの広告の割合がどうしても高くなってしまうのです。

中には洗濯半額セールを見てエリア外から布団とチラシを持って来店してくれるお客様もいましたが、期間が終われば近くのコインランドリーに戻るので常連客にはなり得ませんね。

なので現在は自分の足でエリアを絞ってポスティングを始めています。

フランチャイズだと先程のメリットがあるので、広域で店舗名とキャンペーンの告知を行なってくれるので認知度が上がる効果は期待できるでしょう。

しかし、フランチャイズ本部がテレビCMを打つ場合は、毎月「広告宣伝費分担金」等の名目で固定経費が発生する場合があるので注意してください。

この場合は、全加盟店で広告費を出し合って、FC本部が使い処を決めるパターンが多いので、フランチャイズ契約の必須項目になっている可能性が高いです。

なので、自分のエリアに集中して広告を投下する意思決定は自由に出来ず、また負担が大きいので自分だけ払いたくない!という事も出来ないので、最初に確認しておきましょう。

キャンペーンのタイミングとしては、一般的にはコインランドリー経営の繁忙期とされる梅雨や衣替え、年末大掃除の2、3週間前に洗濯機半額のチラシなどをばら撒いて集客をするという事が多いです。

がっつり稼働する前にお客さんの数を増やしておこう!という流れですね。

後は地域やイベントに合わせて個別でセールを行う事もありますが、フランチャイズ契約では、全て自由に出来ない事もあるので注意してください。

もしあなた独自のセンスで店舗作りやキャンペーンをしたければ、フランチャイズ契約を締結前に打ち合わせするのが良いでしょうね。

運営管理のまとめ

完全管理でコインランドリー経営をすることは可能ですが、その場合はしっかりと利益が出る事が前提となってきます。

他の記事でも言っている様に天気の影響を受けますし、不特定多数の客商売なので売上は当初の予定通りにはいきません。

何故コインランドリー経営をするのか?節税目的や資産運用等あると思いますが、投資という側面だけでコインランドリー経営をするのは危なくもあり、もったいない面もあります。

良くも悪くもコインランドリー経営はお客様へのサービス事業なので、お客様の声を聞きながら経営し成長することもあるのです。

自分の場合は赤字事業の中で、経営の学びを見出してなんとか誤魔化しながらやっている部分が大きいのですが・・・

なので全てお任せプランは確かに手間がかからないかも知れませんが、諸刃の剣でもあることを念頭において、事業計画を進めてみてくださいね。

②ネームバリューは必要か考える

私も最初はネームバリューは少しでもあった方が良いと考えていました。

なので私の店舗もフランチャイズ契約ではありませんが、メーカーが展開している屋号をお借りしています。

〇〇ランドリー△△店って感じです。

しかしネームバリューが有効なのは、初見のお客様に対してコインランドリーと認知してもらえるかどうかのタイミングだけなのではないかと今は思う様になりました。

何故なら自宅から2、3店舗をスルーしてまで毎回行きたいコインランドリーというものが想像出来ないからです。

例えるなら自宅からすぐのコンビニでおにぎりを買うのと、1キロ先のコンビニでおにぎりを買うなら、どちらで買いますか?

という話になります。

コンビニがセブンイレブンか、ローソンか、ファミマかという論争はここでは無しです。

単純におにぎりが食べたいだけという場合は近くのコンビニに行きますよね。

コインランドリーの洗濯、乾燥も同じ様なものです。

気合を入れてディズニーランドに遊びに行くわけではないのです。

なので日常の行動の中に組み入れてもらうには利便性と言う要素は絶対的に有利に働きます。

ここで単純に洗濯、乾燥と言う作業をする場合、目の前の普通のコインランドリーに行きますか?1km先のフランチャイズ名のコインランドリーに行きますか?

機械性能はそこまで大差ありません。料金も変わりません。

この同じ条件下ならば、目の前のコインランドリーにするのではないでしょうか?

コインランドリーは日々の洗濯作業の時短をすると言う点でも優れているいるので無駄に移動時間を費やしてしまっていては本末転倒ですしね。

この距離を無視してでも来てもらう要素は他に作る事も出来るのですが、このネームバリューと言う1点においてはあまり売上に影響しないというのが私の見解です。

よく分からない店名を看板に掲げるよりも

「コインランドリー

と大きくコインランドリー店舗である事を看板に掲げた方が初見では認知され易いです。そのまま「コインランドリー」って書いてますからね。

これは〇〇チャオの社長を著書で言っていたので、本当にそう思いますよ。

③独自のサービス、デザインを考える

コインランドリーのFC本部が色々とアピールしている独自性という部分ですが、よくよく見てみると決してその本部からしか供給されていないということは稀です。

立地にこだわるのも、不動産の知識と人脈があれば自分で探せますし、併設店舗にしても自分のこだわりを再現した店舗を作りたいのであればFCの型にハマったデザインでは満足出来ないのではないでしょうか?

またサービスに関しても、基本の「洗濯」「乾燥」に付随するものであり、本質は変わりません。

また色々やりすぎると別記事の「クリーニング業法」に引っかかる恐れもあるのでよく考えて計画しましょう。

こういう法律関係も「プロに任せておけば安心」という声もありますが、勉強すれば分かることなので無駄に経費をかける必要はないと考えます。

布団洗い特化の戦略も「布団洗い」自体に特許を取られているわけではないので、アピールしようと思えばいくらでも出来ます。

専用のグッズなどを開発している事もありますが、元を辿れば布団を紐で縛るだけですからね。

その他のサービスもそうですが、FC本部が提供しているモデルとなるので唯一無二では無い事は間違いありません。

また他店舗が絶対真似できないものかというと、そうでも無いというイメージです。

難しいサービスとなると、そのFC独自のネットワークシステムとかは個人ではシステム開発に多額の費用がかかるので現実的ではないでしょう。

しかし最近はメーカー側でもIoT技術に力を入れてきているので、メーカー提供のシステムも充実してきていると思います。なので情報収集と比較検討することをお勧めします。

この様にデザインやサービスをお任せしたい気持ちも分かりますが、事業として始めるならば自分で企画して本当に独自性のある店舗作りをしてみてはいかがでしょうか?

フランチャイズ契約は全てが整理されていて安心出来るかもしれませんが、一つひとつにFC本部の利益が乗っかってきています。

コインランドリー経営はそんなに儲かるものではないので、ここでも取捨選択の精神を忘れずにいてくださいね。

更に言えば自分で多方面を企画出来る様な事業家気質の方以外にはコインランドリー経営はあまりお勧めしないので考え直した方が良いでしょう。

④多店舗ならではの力技は必要か考える

フランチャイズに加盟することで享受できるメリットも確かにありますが、固定経費として毎月の支出が増えることは軽視出来ません。

毎月の固定経費はそこまで儲からないコインランドリー経営では、かなり痛いのです。

多店舗ならではの力技として広告に関しては前述しているのでここでは述べませんが、ガス料金の交渉等も自前のネットワークで交渉も可能なはずです。

私の場合は所有のアパートで契約しているプロパンガス会社もあったので、コインランドリー開業時にそちらの方にも連絡して、アパートへの供給も加味して交渉出来たのではないか?と後悔しています。

コインランドリー事業に乗り出す方で全くの投資初心者は少ないと思いますので、ご自身のネットワークをフルに活用すると良いのではないでしょうか?

逆に初めての投資がコインランドリーという方は全力で止めさせていただきますので、コインランドリー事業計画は破棄してください。

フランチャイズに加盟する事で発動できる力技ですが、その範囲は面である事が多く、限定したエリアで商いをする自分のコインランドリーは点の戦いである事がほとんどです。

また、多店舗ならではのノウハウ等もあるかもしれませんが、この情報化社会の中で見つからない情報はありません。

私もネット上で他のコインランドリーオーナーの方と繋がることが出来て、色々な情報を得られました。

確かにコインランドリー経営に関しての情報は少ないですが、私の様に情報を公開している事もあるので思考停止して全てを業者に丸投げなんて事はしない様にしてくださいね。

フランチャイズで開店した方が良いの?

この問題は白黒つける事は難しいです。

中にはフランチャイズ加盟でしっかり経営されてる店舗もあるので、ダメという訳ではありません。

しかし私は思うのです。

コインランドリー経営の全体像が分かれば、そこまで複雑ではないので自分でなんとか出来るんじゃない?

これが私の3年やってみた感想です。

誰でも初めての事業は分からないですし、専門の方に全てお任せしたい気持ちも分かります。

利益ががっつり出ていればそれでも問題無いでしょう。

でも私の様に毎月赤字を垂れ流しながら、他の会社の社員に飯を食わせていると思うとアホみたいじゃないですか?

そうならない為にも事前にコインランドリー事業の全体を把握して事業計画を練ってくださいね。

フランチャイズ契約してなくても・・・

さて、前置きが長くなってしまいました。

(私が書きたかった事はこれからなのです汗)

冒頭に述べた様に私はフランチャイズ契約での経営はしていません。

なのでロイヤリティー等の毎月の固定経費はありませんので、最低限の経費で運営しています。(それでも赤字なのですが・・・)

しかし、メーカーが展開している屋号を拝借しているので、色々な条件の下に開業しています。

まずは

①床材等の内装デザインが指定

なので毎月のランニングコストは発生していませんが、最初のイニシャルコストの部分で少し割増ししていたのではないかと思います。

自分でデザイン、調達出来るならばそちらの方が内装費用を抑える事が出来たかもしれません。次に

②使用する洗剤、柔軟剤を指定

これは洗濯機への洗剤と柔軟剤を分配する機械があるのですが、無料レンタルしてもらう代わりに指定の洗剤、柔軟剤を購入しなければいけません。

ネットで調べると同じ容量で半額以下の洗剤もあるのですが(仕上がりの違いは不明ですが・・・)、指定以外の洗剤を使った場合は即刻撤去の契約なので仕方なく高級な洗剤、柔軟剤を仕入れています。

一応無料レンタルのものなので、チューブの交換などのも無償でやってくれるのですが、自分でオーバーホール出来る技術を身につければ問題ない様です。

この様に少しでも気を抜くと様々な制約を課せられる可能性があるので気を付けてください。

フランチャイズに関してのまとめ

かなり長文になってしまったのですが、コインランドリー経営に関してはフランチャイズの必要があるかないかでは無く、

FC本部に経費を払う程、大きく儲からない

という可能性があるので、加盟する決断は充分に検討する必要があるでしょう。

それでもコインランドリー経営に関しては一日の長があり、独自のノウハウ、データも蓄積しているのでメリットもあります。

しかしコインランドリー経営のノウハウに関しては、ラーメン屋で例えると接客やオペレーションの部類に入ります。

ラーメンの決め手となるスープや秘伝のタレ等はコインランドリー経営の場合は機械になるので、メーカー製作の機械を導入すればコインランドリーが提供するサービス「洗濯」「乾燥」は変わりありませんので、認識違いをしない様にしましょう。

後は想い描くコインランドリー経営の要素にフランチャイズ契約が必要かどうかの取捨選択を事業として見極めてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

このブログでは、ネットでもあまり見かけない詳細なコインランドリー投資の失敗談を私の経験から独断と偏見でお伝えしていきます。

私のコインランドリー経営は赤字ですが、コインランドリー経営の全てが悪いという訳ではありません。

中には、綿密に事業計画を立てて、利益をちゃんと上げている企業や経営者は沢山います。

このブログは「コインランドリー投資を私と同じ様な内容で失敗する人を減らしたい」という想いで情報発信していきますので

この情報が役に立ったと感じていただけたら、是非拡散をお願い致します。

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【コインランドリー開業】なめちゃいけない変動費!ガス料金編 https://ainecoinlaundry.com/2019/10/21/%e3%80%90%e3%82%b3%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%89%e3%83%aa%e3%83%bc%e9%96%8b%e6%a5%ad%e3%80%91%e3%81%aa%e3%82%81%e3%81%a1%e3%82%83%e3%81%84%e3%81%91%e3%81%aa%e3%81%84%e5%a4%89%e5%8b%95/ https://ainecoinlaundry.com/2019/10/21/%e3%80%90%e3%82%b3%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%89%e3%83%aa%e3%83%bc%e9%96%8b%e6%a5%ad%e3%80%91%e3%81%aa%e3%82%81%e3%81%a1%e3%82%83%e3%81%84%e3%81%91%e3%81%aa%e3%81%84%e5%a4%89%e5%8b%95/#respond Mon, 21 Oct 2019 11:25:10 +0000 http://ainecoinlaundry.com/?p=583 今回はコインランドリー経営で良く質問される変動費のお話です。 私の変動費の割合は1年目、2年目の実績公開記事に全て記載しているのでご覧下さい。 家賃や借入金返済の支出がデンプシーロールで絶えず殴られるものならば、 変動費...

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今回はコインランドリー経営で良く質問される変動費のお話です。

私の変動費の割合は1年目、2年目の実績公開記事に全て記載しているのでご覧下さい。

家賃や借入金返済の支出がデンプシーロールで絶えず殴られるものならば、

変動費はジャブでダメージが蓄積されていく様なものです。

最初の内はジャブを数発もらっても余裕をぶっこいていますが、後から足にきてしまいます。ガクガク・・・

そんな青木先輩の様な泥仕合にならない為にジャブ(変動費)について自分の経験を交えながら事前知識として知っておいて欲しい事をお話しますね。

ジャブ(変動費)を制するものは世界(コインランドリー経営)を制す!

なんてことは言いませんが、知っておかないと後で後悔しても手遅れとなる可能性が大きいのです。

変動費を軽視してしまうと

コインランドリー経営の事業計画の中で、扱いが雑?なのが変動費です。

何故なら、メーカー営業は

変動費は機械が稼働した分だけしか発生しないので赤字になる事はありませんよ。

と変動費に対する認識の重要度を下げてくるからです。

確かに「変動費」は機械の売上以上に支出が発生するものではありません。

(私の様に貯水槽が噴水になったりしなければね・・・)

なので、どちらかと言えば「家賃」や毎月の「借入金返済額」である固定費に意識がいきがちです。

しかし、この固定費の上に変動費が乗っかってきて、コインランドリーの売上から経費として出ていくので、売上によっては赤字になってしまうのです。

↑この図も事業経営としては当然の図式ですが、見栄えの良い事業計画書を鵜呑みにしてしまった結果、変動費を軽視してしまったのでした。

また実績記事でもある様に、変動費の売上に対する比率も低めに設定されている場合もあるので要注意です。

最初に変動費を抑えた分だけ、あなたの利益が増えるので変動費と言えども徹底的に交渉してからスタートしてください。

変動費の中で最も大きなガス料金

今回は変動費の中でも支出も変動幅も大きいガス代のお話をさせていただきます。

私のガス料金の売上に対する比率は

1年目 13.8% 669,843円(総売上4,843,700円)

2年目 15.5% 938,763円(総売上6,051,200円)

となっています。

比率もそうですが、金額も大きいですよね。

それもそのはず!

コインランドリーの稼ぎ頭である乾燥機の稼働に伴って、ガスも使用される為コインランドリー全体の売上が上がれば上がる程、ガス料金が経費としてしっかり発生してくるのです。

また私の2年目の実績を見るとガス料金の最小32,724円と最大137,835円と4倍以上の変動幅があります。

なので売上が増えてもガス料金の請求に怯えるというジレンマがコインランドリー経営者の悩みの種となっています。(私だけ?)

https://twitter.com/ainecoinlaundry/status/1168465413690351618

この様に乾燥機がしっかり稼働したら売上も上がって嬉しいのですが、その喜びをガス料金が削り取っていくので、残る利益は僅かとなることも・・・

ガス会社との契約時に注意!

コインランドリー店舗でガスを使用する為には、ガスを供給してくれるガス会社と契約します。

私の店舗はプロパンガスで乾燥機の温風を発生させて、衣類を乾かしているのでガスの供給はコインランドリー経営の生命線と言っても良いかもしれませんね。

このガスの料金ですが、家庭のガス料金と同じ様に使用した量 × m³単価となります。

家庭用だとあまり気にならないかもしれませんが、コインランドリーの様に大量にガスを使用する場合、この単価の違いで支出が大きく変わってくるので可能な限りガス会社と価格を詰めなければいけません。

しかし、産まれたての雛鳥の様に初めてコインランドリー事業に関わる私は、メーカーの勧めるがまま開業してしまい、ガス料金を詰める事も無く後から気付いて手遅れという状況に陥ってしまうのでした。

開店してから赤字が続いていた1年目の私は

経費などの支出を削れないか?

最初の計画からズレはないのか?

実際の数字と事業計画書の数字を比較して改善出来る点はないか?

と数字とにらめっこしていました。

そこで発見してしまったのです。

これはウケ狙いのジョジョネタでは無くノンフィクションです。

事業計画書では単価210円のガス料金で変動費が算出されていました。

しかしガス会社と契約した単価は270円だったのです。

それくらい契約時に気付けよ!と言いたくなりますが

性善説が服を着て歩いている様な私はメーカーの事業計画書を信じ

そのつもりで事業計画を勧めて工事も着工した後にメーカーが紹介してくれたガス会社とガス供給の契約をしました。

その時は単価のところは全く気にしていませんでしたね・・・

事業計画を提案してきたメーカーが手配したガス会社なので単価の打合せもした上での計画だと勝手に思い込んでいたのです。

よく分からない契約書の注意事項を詳細まで読まずにハンコを押してしまう人間っているじゃないですか。

当時の私も、自分は大丈夫だと思っていた人間でした。

しかし、その自信はビジネスの世界では地雷要素でしか無いんですよね。

時すでに遅し・・・

プロパンガス会社との契約は交渉の幅が賃貸経営でも大きいです。

契約更新時やガス会社の切替時にアパートの設備を新しくしてもらったりと、大家さん界隈でも役立つガス会社さんとの付き合い方情報を見かけます。

なので、契約前に私もしっかりとガス会社と直接交渉をしておくべきでした。

当時はメーカー手配の一社独占状態で契約し、ガス周りの設備を負担してくれるという条件で契約しました。

この時の私はガス関係の内装費が浮いてラッキー!ウッキー!と単純に喜ぶお猿さんだったのですが、これが後々首を絞めてきます。

契約書には

「設備をガス会社で負担したから、早期で途中で解約する場合は相応の設備負担金を請求しますよ。(要約)」

とあり、ガス料金の交渉テクである相見積を出来ない状態になってしまったのです。(自業自得ですが)

なので残るは直球勝負で値下げ交渉しかありません。

(何か良い案あれば募集中です)

一度ガス会社の担当の方に値下げをお願いしたのですが、

「今の単価でも厳しいので、ホントは値上げをお願いしようとしてたところでした。現状維持で頑張ってみます。」

と上手くかわされてしまい、交渉失敗となりました。

本当はここから他社を引き合いに出して交渉したいところですが、ガス周りの設備を負担してくれているので、強くも言えません。

なので、ガス料金について単価や設備負担をお願いするタイミングは全て

契約前にしっかり詰める!

という事が必要不可欠だと事後に判明したのでした。

全ては詰めの甘さが原因である

念の為にお伝えしますが、今回のお話はガス会社に非は全くありません。

ガス単価は今のご時世だと頑張ってくれている方らしいです。(Twitter調べ)

全ては事業計画書が絵空事だった事と、それを信頼して特に裏付け等をしなかった詰めの甘さにあります。

コインランドリーに限らず、これから事業を始めるなら契約前の行動が超重要です。

事前に事業の全体像を把握せずに動き出してしまうと、後から爆弾がどんどん発見される!なんて事になりかねません。

今の世の中、情報はありふれていますし、無ければ実際に自分が開業予定の事業を行なっている経営者に話を聞きにいきましょう。

数百万円、数千万円の投資を行うのであればリスクヘッジはどれだけやっても損はしませんよ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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私のコインランドリー経営は赤字ですが、コインランドリー経営の全てが悪いという訳ではありません。

中には、綿密に事業計画を立てて、利益をちゃんと上げている企業や経営者は沢山います。

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【コインランドリー開業】開業前に知っておくべき「クリーニング業法」 https://ainecoinlaundry.com/2019/10/15/%e3%80%90%e3%82%b3%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%89%e3%83%aa%e3%83%bc%e9%96%8b%e6%a5%ad%e3%80%91%e9%96%8b%e6%a5%ad%e5%89%8d%e3%81%ab%e7%9f%a5%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%8a%e3%81%8f%e3%81%b9/ https://ainecoinlaundry.com/2019/10/15/%e3%80%90%e3%82%b3%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%89%e3%83%aa%e3%83%bc%e9%96%8b%e6%a5%ad%e3%80%91%e9%96%8b%e6%a5%ad%e5%89%8d%e3%81%ab%e7%9f%a5%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%8a%e3%81%8f%e3%81%b9/#comments Mon, 14 Oct 2019 18:52:59 +0000 http://ainecoinlaundry.com/?p=537 コインランドリーの売上が上がらず日々悶々としていた私は遂に売上UPの秘策を思いつきます。 洗濯代行サービスが流行ってるから自分の空いた時間を活用して手間賃をプラスで洗濯代行すれば売上も上がっていいんじゃね? 早速、業者に...

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コインランドリーの売上が上がらず日々悶々としていた私は遂に売上UPの秘策を思いつきます。

洗濯代行サービスが流行ってるから自分の空いた時間を活用して手間賃をプラスで洗濯代行すれば売上も上がっていいんじゃね?

早速、業者に相談してみると

「洗濯代行は専門の資格と専用の施設が無いと営業出来ませんよ」

どうやら「クリーニング業法」というものが関わってくるらしく、今の自分の店舗設備では出来ないとのこと。

「クリーニング業法」とはなんぞや?

初めて耳にする言葉に独眼鉄先輩に「男とはなんぞや?」と問われた男塾一号生の如く立ちすくむしか無いのでした。

「返答せい!!」

と独眼鉄先輩ばりに答えを求める貴方の為に、私めが解説させていただきます。

この記事では店舗を企画段階に知っておかなければ、開業した後では気軽に業態変更が出来ない事になる知識をお伝えします。

私の様に思い付きで洗濯代行サービスを追加しようとして、法律の壁にぶち当たってしまわない様に事前に知識として身につけておきましょう。

誰も教えてくれないので、後の祭りとなっては手遅れですよ。

「クリーニング業法」とは?

「クリーニング業法」とは簡単に言えば街のクリーニング屋さんに適用される法律です。

お客様の衣類等を預かり洗濯する行為に法律が適用されるってご存知でしたか?

私は知りませんでした。

因みにコインランドリー店舗は「コインオペレーションクリーニング営業施設」と呼ばれ、あくまで洗濯機器をレンタルすることを生業としているので、洗濯をするのはお客様自身となり「クリーニング業法」の対象にはならないとの事です。(良く分からんですね・・・)

クリーニング業法(昭和25年5月法律第207号)
 
1 クリーニング業

 クリーニング業とは「溶剤又は洗剤を使用して、衣類その他の繊維製品又は皮革製品を原型のまま洗たくすること(繊維製品を使用させるために貸与し、その使用済み後はこれを回収して洗たくし、さらにこれを貸与することを繰り返して行うことを含む。)を営業とすること」とされている。したがって、衣類のみでなく、シーツやカーテン、絨毯、床マット、おしぼり、化学雑巾、モップ、暖簾、旗の洗たくは対象となる。また、原型のまま洗たくすることが要件となっており、着物の洗い張りのようなものは含まれない。
 また、クリーニング行為には水洗いやドライクリーニングのみでなく、受取、選別、プレス、染み抜き、乾燥、仕上げ、引渡等といった一連の行為も含まれる。したがって、このような一部の行為だけを行う場合もクリーニング所の届出が必要になる。

2 クリーニング所

 クリーニング所には、一般クリーニング所と洗たく物の処理をせず受取・引渡のみを行う取次所がある。クリーニング所以外では洗たく物の処理を行わせてはならない。
 クリーニング所は洗たく機・脱水機を置くほか、さまざまな規制がかかっている。
 一般クリーニング所には、クリーニング師を置かなくてはならない。
 クリーニング所を開設・廃止するとぎは、都道府県知事に届出をしなくてはならない。また、クリーニング所は、都道府県知事の使用前の検査確認を受けなければ使用してはならない。

3 クリーニング師

 クリーニング師の免許は、中学校を卒業した者を対象にした都道府県知事の試験に合格した者に与えられる。
 クリーニング師は、業務に従事した後1年以内に、その後は3年を超えない期間ごとに都道府県知事の指定した研修を受けなくてはならない。

4 クリーニング業務従事者

 営業者は、そのクリーニング所の業務に従事する者(クリーニング所の従業員5人に1人以上)に対し、クリーニング所の開設後1年以内に業務に関する知識の修得・技術の向上に関する都道府県知事の指定した講習会を受講させなければならない。
 また、3年を超えない期間ごとに同様に受講させなければならない。

5 閉鎖命令等

 都道府県知事(保健所設置市又は特別区にあっては、市長又は区長)は、必要に応じ、従業員等に対する業務停止、環境衛生監視員による立ち入り検査、措置命令、営業停止、閉鎖命令、クリーニング師の免許停止処分をすることができる。

厚生労働省 クリーニング業法概要 より引用

法律なので難しく書いていますが、ざっくり解釈すると

1 クリーニング業

お客様の洗剤などを使って、衣類を洗濯する事で営業(商売)する事を定義しており、

洗濯から乾燥まで一連の行為が含まれ、一部の行為だけでも対象となるので届け出が必要になります。

なので「洗濯行為」をする主がお客様ではなく、クリーニング店の人だとこのクリーニング業になるよ。って事ですね。

もしコインランドリーの店員がお客様から洗濯物を預かって、コインランドリー店舗で「洗濯行為」を行なった場合はクリーニング業法が適用されてしまうのです。

では適用されると、どうなるのか次を見てみましょう。

2 クリーニング所

洗濯専用の施設を設けなさい。

取次専用の窓口店舗もあるよ。(街のクリーニング屋さんですね)

専用施設以外では洗濯してはいけません。

検査を受けないと使わせないよ。

クリーニング師は必須!

と言う感じですね。

この「専用のクリーニング所」という規制がなかなか厳しく、お客様の衣類などを洗う場合は清潔面などのチェックが厳しく入る様です。

またこの「クリーニング所」はコインランドリー設備とは別物としないといけません。

もし代行サービスを行う場合は、専用の機械を店舗とは別のスペースに設置しないといけない為、

平日の稼働していない機械を有効活用!

なんて事が出来ない事を後から知ったのでした。

この時点で「クリーニング業法」とコインランドリー設備は相容れない関係となっていますね。

3 クリーニング師

更にはクリーニング所で洗濯行為をするには「クリーニング師」という有資格者が必要となってきます。

「洗濯なら毎日してるわよ!」

と日々の洗濯作業でスキルLVがカンストしている主婦の方々でも、この資格が無ければクリーニング業務は出来ません。

こんな資格も全く知りませんでした。

クリーニング業界も奥が深いです。

4 クリーニング業務従事者

そしてクリーニング所の従業員には講習を受けさせなさい。

しかも定期的にね☆

という事で、ここまで徹底しようとすると、人件費と研修費用が馬鹿になりませんね。

しかもそこまで費用をかけるとなると、パートやシルバー人材センターの方にお願いするわけにもいかず、正規雇用まで検討しなければいけません。

余程の資金力がある企業なら大丈夫でしょうが、一介の大家がそこまで費用を捻出することは不可能でした。

なので、洗濯代行サービスを行うにはコインランドリーとは別にもう一つの事業を立ち上げるつもりで計画しないといけないのです。

5 閉鎖命令等

厳しい検査の元、認可が下りて営業をしているので立ち入り検査や停止処分もあるとのこと。

無人経営を良しとするコインランドリー経営では、そこまで厳しい規制の元で営業していたら、気楽な営業とは無縁の世界になってしまいそうです。

※法律は専門では無いので解釈が間違っていたらご指摘ください。

預かりサービスしてるけど・・・

雨の日のコインランドリー店舗で乾燥機や洗濯機がフル稼働していて順番待ちになってる時にスタッフの方が預かってくれて、乾燥まで回してくれたり、サービス精神溢れるスタッフさんが衣類をたたんでくれたりしますよね。

これを書くと、全国のコインランドリーオーナーからクレームが来そうですが、

厳密に言うと先程の「クリーニング業法」上ではアウトです。

下記の記事の様に国会でも話題になったみたいですね。

http://www.lb-mag.com/entry/2017/09/15/154524

記事にある様に提供しているサービスが

「洗濯機器のレンタル」なのか

「洗濯行為」なのか

の線引きがあやふやになってきている事で問題が起こっている様で、

近所のコインランドリーのスタッフさんが親切心で洗濯物を預かって洗濯機、乾燥機を回す行為は非常にグレーと言わざるを得ないのです。

そうは言っても現場レベルの話なので、仲のいい店員さんが手伝ってくれた。くらいの感覚で無料サービスとして行っているのが現状だと思います。

ここら辺もあやふやなラインなのですが、この「クリーニング業法」の存在を知っているか否かで、もし突っ込まれた時の対応も違ってくるので是非確認しておきましょう。

あまりに盛大に預かりサービスを広告していると、顧客を奪われたクリーニング店から密告が入るかもしれないので気をつけてくださいね。

またスタッフさんへの教育も必要です。

「クリーニング業法」を認識した上で、預かりサービス等を行うのか、お断りするのかはオーナーの判断に依るところですね。

最終的な責任は自分に返ってくるのでしっかりと判断してください。

まだ氷山の一角である

コインランドリー経営を始める前は、経営面もそこまで手のかかからない自動装置というイメージでしたが、収益面では地獄の様な結果となり、

トラブルも発生し、なんとか売上を改善しようとしても今回の様に法律の壁に阻まれてしまいました。

「簡単経営」の様なフレーズでコインランドリー開業を勧めてきますが、知識不足では後々後悔する様な場面が他にも多々あります。

今回の様な「洗濯代行サービス」を開始しようとしても、手遅れとしか言えない状況になる事もあるので、事前にコインランドリー経営の全体像を把握しなければ、大きく損する事になるでしょう。

しかし、私の場合は業者は全ては語らず、後から判明する事で選択肢の幅を狭めてしまいました。

そもそも質問すべき事項の存在さえ知らなかったのですから仕方ないですね。

ここまでの記事を読んでくれた方は

「コインランドリー経営はしたくない」

と思っていただけてる筈ですが、まだ

わしゃぁ!コインランドリーで一山当てたいんじゃぁ!!

という方は十分に準備をして臨んでください。

くれぐれも私の様にはならない様にお願いします。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

このブログでは、ネットでもあまり見かけない詳細なコインランドリー投資の失敗談を私の経験から独断と偏見でお伝えしていきます。

私のコインランドリー経営は赤字ですが、コインランドリー経営の全てが悪いという訳ではありません。

中には、綿密に事業計画を立てて、利益をちゃんと上げている企業や経営者は沢山います。

このブログは「コインランドリー投資を私と同じ様な内容で失敗する人を減らしたい」という想いで情報発信していきますので

この情報が役に立ったと感じていただけたら、是非拡散をお願い致します。

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【コインランドリー開業】ちょっと待った!事業計画書は信頼出来ますか? https://ainecoinlaundry.com/2019/10/12/%e3%80%90%e3%82%b3%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%89%e3%83%aa%e3%83%bc%e9%96%8b%e6%a5%ad%e3%80%91%e3%81%a1%e3%82%87%e3%81%a3%e3%81%a8%e5%be%85%e3%81%a3%e3%81%9f%ef%bc%81%e4%ba%8b%e6%a5%ad/ https://ainecoinlaundry.com/2019/10/12/%e3%80%90%e3%82%b3%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%89%e3%83%aa%e3%83%bc%e9%96%8b%e6%a5%ad%e3%80%91%e3%81%a1%e3%82%87%e3%81%a3%e3%81%a8%e5%be%85%e3%81%a3%e3%81%9f%ef%bc%81%e4%ba%8b%e6%a5%ad/#respond Fri, 11 Oct 2019 22:40:29 +0000 http://ainecoinlaundry.com/?p=476 皆さんこんにちは! コインランドリーで大赤字を連発しているアイン@コインランドリー大家です。 私のコインランドリー経営2年間の記事を見ていただいて、コインランドリー経営の恐ろしさ、不安定さが伝わったと思います。 えっ!?...

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皆さんこんにちは!

コインランドリーで大赤字を連発しているアイン@コインランドリー大家です。

私のコインランドリー経営2年間の記事を見ていただいて、コインランドリー経営の恐ろしさ、不安定さが伝わったと思います。

えっ!?

伝わってない!????

「それはお前が勉強不足で経営判断が悪かっただけで、ちゃんと経営して利益を出している経営者もいるよ!俺は大丈夫!!」

と良く分からない自信を根拠にコインランドリー経営に乗り出そうとしている方もいるかもしれません。

実際に店舗拡大をしている企業もありますよ。

お昼のロケで主婦向けにコインランドリー特集とか見かけますしね。

そんなニュースを見て鼻息が荒くなってもおかしくはないでしょう。

私が勉強不足で経営判断がザルだった事は否定しません。

しかし、私が信頼したメーカー作成のコインランドリー事業計画もザルだったのです。

「そんなメーカーの事業計画なんか信じるから・・・」

と思われる方もいるでしょうが、「そんなメーカー」は世界でも有名な家電メーカーであり、コインランドリー事業も欧州の方で古くから行っている老舗の企業です。

コインランドリー事業が初めての人間にとっては、その道のプロの話を信じてしまいます。ネットで調べようとしても、あまりコインランドリー経営の実態についての情報が乏しい中なら尚更ではないでしょうか?

この記事では私の事業計画書を公開し、2年間の実績と比較しながらどれだけの乖離があるのかを検証していきます。

その道のプロが作った事業計画書は信頼できるのか?

そもそもプロとは何のプロなのか?最後まで読んでいただければ答えが見えてくるはずです。

魅力溢れるコインランドリー経営の売上予測とは?

コインランドリー経営でも何の商売でも当然ですが、売上が出なければ成り立ちませんよね。

経験のある業種で始めるなら、ある程度の予測は立つでしょう。

しかし、全く未経験の業種の場合はどうしますか?

その業界のプロの話しか情報が無ければ、それが全てとなってしまいますよね。

私の場合は、コインランドリー経営の知識は全くありませんでしたが、大家としての経験で利回りや初期投資に対してどれくらいの手残りが出るのか、コインランドリーの事業計画書の数字を自分の都合の良い解釈をしてしまいました。

そんな都合の良い解釈をしてしまった売上予測表をお見せします。

如何でしょうか?

とても魅力的だと思いませんか?

初年度こそ利益はあまり出ませんが、常連客の増加と共に年々売上が増えていきます。

2年目からはしっかりと粗利が取れ、借入金が終わる10年後はサラリーマンの平均年収以上を稼いでくれる予定ですwww

これは将来の家賃下落や金利の上昇に不安を感じる大家さんにとっては、良いカウンター材料に見えますね。

実際、自分もそうでした。

また、将来の不安から副業を考えているサラリーマンにとっては、年々利益を出しながら10年後には無借金でサラリーマンの平均年収以上の収入が見込めると言うコインランドリー投資は、20年以上の融資を受けて少しずつ利益を出す不動産賃貸業よりも自由への近道に見えるかもしれません。

私もコインランドリー事業が上手くいけば、不動産からコインランドリーに路線変更しようと考えてましたし・・・

そんな夢物語にも落とし穴があったのです。

今からこの売上予測表の一番重要なポイントをお伝えしますね。

ドォーーン!!!

※上記は売上を保証するものではございません。

なんと何も保証は無かったのです。

表の下にこっそりと書いてありました。

当時の自分がこの表記に気付いていたかどうかは忘れてしまいましたが、気付いていても

保証が無いのは商売なので当たり前。

あくまでも予測だから、この数字を基準に組み立てていけば何とかなるだろう。

と100%の信頼は置いてないにしても、大きく外れる事も無いだろうとタカをくくっていました。

だって世界中にコインランドリー機器を販売して、日本でも実績のあるメーカーの出す数字なんですもの!

しかし、この売上予測は無残にも売上が半分からスタートしてしまうのでした。

おまけの稼働率が想定より上がった場合の試算です。

めっちゃ煽ってきているのが今だと分かりますねwww

稼働率が20%超えって

欧米かっ!!!(怒)

売上の予測と実績を比較。数字の乖離が酷い件。

私のコインランドリー経営1年目と2年目の記事を読んでいただいている方には惨状は伝わっていると思いますが、どれほどの乖離があったのかを分かりやすくする為に表にまとめてみました。

表の作りはメーカー作成の予測表に準じています。

こんな感じになりました。

利益の項目はプラスとマイナスの間の絶対値で出しています。

予測の利益と実際の利益の乖離値を見てください。

この比較表を作成していて、再び気分が悪くなりました。

実際に数字で細かく予測と実績の比較をしていなかったので、自分で言い出した事ですが

ここまで酷いとはっ!!

とびっくりの数字でしたね(怒)

経費に関しては

銀行融資は事業計画が機械と内装の見積もりだったのですが、遠隔管理のシステムを引いたり、調子に乗って内装に動物の切り絵を貼ってみたりで少し初期費用が上がってしまっています。

更にランニングコストは予定オーバー。

だがしかし、家賃は計画当初よりは抑えています。

結果として予定より11%UPしてました。

本来であれば、家賃が計画より下がった分、返済金額をカバーする算段だったのですが、ランニングコストがオーバーした分経費オーバーしていますね。

それよりやっちまっているのが

売上半分問題です!!

詳しくは1年目の記事に書いているのですが、

全ての元凶はここですね。

全ては始まりから終わっていたのです。(意味深)

売上予測の出し方

この全く当てにならない売上予測はどうやって試算しているのでしょうか?

順を追って確認していきましょう。

①商圏エリアの人口を調べる。

まず初めに店舗を中心に半径約1km〜2kmの世帯状況を調べます。

この商圏の範囲はエリアの特性により変わってくるのでご注意下さい。

基本は毎日通っても苦にならない距離ですね。

都市型ですとエリアは狭くなりますし、郊外型なら車で移動する事が多いのでエリアを広く取れます。

人口や世帯の属性は国勢調査のデータから調べられます。

人口数や年齢別の世帯数等を精査して、メーカー独自のノウハウで売上予測が試算出来る様です。

うちは大外れですけどね。

②機械構成を決める

次にこれくらいの人口ならこの機械構成で売上を最大化出来る!と計画します。

この時は人口に対して稼働が最大限に見込める機械台数を設定します。

洗濯機なら衣替えシーズンや年末、乾燥機なら梅雨シーズンと言った感じでしょうね。

これはコインランドリーは稼げる時に機械を稼働させないと機会損失が大きく、売上を伸ばせないからです。

(これは諸説ありますが、メーカーはテナントにブチ込めるだけ機械入れたいだけでは無いかと私は邪推しています。)

③機械構成から売上予測を試算する。

そして下図の様に計画した機械構成に平日、土日の見込みの集客、売上を落とし込んでいくのです。

なんと1ヶ月の売上予測が

798,400円!

こんな数字、今まで達成した事はありません!何故なら

この試算表も保証するものではございません。からです!!

再三言ってますが、洗濯機の稼働は平均1日1回なので、1日の利用回数がかなり盛られていますね。

洗濯機は乾燥機よりも稼働すれば客単価は高いので、1人、2人見積もりが違うだけでも1ヶ月、1年間となれば大きな売上の差異が発生します。

そこに悪意があったか、本当に稼働すると思ったのかは不明ですがコインランドリーの稼働は机上の数字だけでは分からないのです。

当時の私は自分で競合店舗の現地調査もろくにせず、メーカー算出の数字を信じてしまったのが間違いでした。

少なくとも1週間はお店に利用客を装って、市場の洗濯、乾燥ニーズを探るべきでした。

これから開店を考えている人がいれば、必ず自分の足で商圏エリアの競合店の客層やニーズを調査する事をお薦めします。

商圏エリアでピンポイントの調査が難しければ、計画書と同規模のコインランドリーを探して、1週間の人の流れを見てみてください。

計画書通りに洗濯機、乾燥機は稼働しているでしょうか?

しかも調査中の店舗は開店してから何年も経過して常連客を獲得している店舗ですので、最初から同じ稼働をするなんて妄想はしない様にお願いします。

雨の日だけではなく晴天の日も必ず調べましょう。

また「コインランドリーの売上の半分は午前中で決まる」と言う言葉があります。

読んで字の如く洗濯する時間帯って午前中の方が多いので、1日の集客は午前中だけで半分、残りの時間でぼちぼち来店という流れがほとんどです。

私のお店でも午前中は賑わっていても、お昼になった途端、お客さんが来なくなることはよくあるので、自分のお客様の行動パターンは掴んでおく必要がありますね。

事業計画書では分からないもの

私の計画書の代表的は資料を公開しましたが、この資料にはコインランドリー経営にとって必ず把握しておかないといけない事が抜けていました。

それは

毎月の売上が大変動する!

という事です。

多分、多少の口頭での説明はあったと記憶していますが、1年目の売上の推移で見たもらった様に

あそこまで大変動するとか聞いてないよぉー!

って悲鳴が毎月の様に発生しています。

そしてその大変動の要因は

雨が重要過ぎる!!

という事もふんわり口頭で雨の日が売上が上がると説明されたくらいですね。

ここまで雨が恋しくなる人生になるとは思ってもいませんでした。

そんな要素をひた隠すかの様に事業計画書では「年間売上」と「月平均売上」しか記載していませんでした。

繁忙期と閑散期の売上の差がどれだけあるのかなんて、多くの店舗を開店させてきた企業なら分かってしかるべきなのに、合計と平均値のみで固定費とランニングコストも計画してきたのです。

売上の変動幅が分かっていれば、売上の下限で損益分岐点を設定する事も出来ました。

そうすれば、繁忙期はしっかりと利益が出ますしね。

しかし、その大変動も常連客が増えてくれば、徐々に安定してくる等というトークであやふやにされたのでした。

売上は相変わらず天の気分次第です。

事業計画書を手にしたら・・・

それでも貴方はコインランドリーを経営する為に、メーカー、業者と連絡を取り、開店まで歩み出そうとするのですね・・

その段階に進んだ貴方に最後のアドバイスです。

業者が事業計画書を提出してきたら

破り捨てましょう!

というのは冗談です。(冗談でもないですが・・・)

まずはその売上予測の根拠をしっかりと詰めてください。

多分、人口に対してこれだけの売上が見込めます・・・とかゴニョゴニョ言うかもしれません。

更に詰めましょう。

「競合店の稼働は〇〇くらいだけど、この売上は厳しいんじゃないの?」

次は機械性能で差別化して、集客出来ます・・・とか言ってくるかもしれません。一回しか言わないのでよく覚えておいてください。

機械性能で客は来ません!!

ついでに新しいとかもそんなに関係ありません。

機械性能で客を奪えるのなら、私の店はエリア最後発なので、顧客全取り出来ているはずですが、出来ていません。

またそのロジックが通るなら、後から参入されたらお客が取られてしまいますよ。

お客さんは家から近くて、車が停めやすくて、そこそこ清潔にしている店舗でいいのです。

わざわざ目の前のコインランドリーをスルーして数キロ先の店舗に洗濯だけしに来る事はないのです。

なので、エリアのマーケティングは重要なのです。

競合店がいれば確実に陣取りゲームになりますので、ギリギリ商圏が重ならない空白地帯が望ましいでしょう。

また全く競合店が無いエリアは可能性を大きく秘めていますが、コインランドリー文化が根付いていない為、認知に時間がかかる場合もあります。

1年目記事でも書いたのですが、この様に自身のマーケティング能力も持っていないと、業者に判断を委ねてしまう為、超上級者向けの事業なのです。

「生殺与奪の権を他人に握らせるな!!」

と言う事でしょうね。

コインランドリー以外にも副業、事業はたくさんあります。

一見楽そうに見えるコインランドリー経営も業者が語らない苦労が多々あるので、今すぐ無理に始めることは無いですよ。

更に事業計画書を詰めてみる

それでもコインランドリー投資を勧めて来る場合は

売上保証の話をしてみてはどうでしょうか?

コインランドリーの売上は天気次第なので保証する事が難しいです。

なので、資料の何処かに同様の文言が記載されている筈です。

無ければ後々ゴネる材料になりそうですが・・・

自信の事業計画であれば、売上にも自信を持ってくれなければ話になりませんからね。

何%まで売上保証をしてくれるのかで本気度が計れるかもしれません。

コインランドリーのプロは何のプロ?

メーカーの営業マンは機械を売るプロです。

業者さんも機械や付属品を販売して利鞘を得るプロです。

仕事の対価として支払うので、利益を得るのは当然ですが、過剰に報酬を支払う事の無いようにしましょう。

営業マンでもコインランドリー経営を全く同じ条件で始めて成功している人では無いかもしれません。

その営業マンはコインランドリー経営のプロでは無いのです。

私も利益を出せていないのでプロと呼ぶにはおこがましいですね。

不動産屋に投げかける質問みたいな話になってしまいましたが、不動産業界よりもブラックボックスに包まれていると私は考えています。

もし貴方がコインランドリーを経営したいと言うのであれば、話を聞くべきはメーカー、業者ではなく、コインランドリーを経営しているオーナーです。

幸い、コインランドリーの店舗は筍の様に乱立してきているので、数件近所の店舗に突撃していけばオーナーと連絡が取れるでしょう。

コインランドリーはコンビニのFC問題にも似た雰囲気がありますね。

高額な初期投資により、身動きが取れなくなってしまう状況です。

コインランドリー経営も上手く軌道に乗れば良いですが、手放そうとなると相当苦労します。

私がコインランドリーを手放そうとした話をいつかお伝えしますね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

このブログでは、ネットでもあまり見かけない詳細なコインランドリー投資の失敗談を私の経験から独断と偏見でお伝えしていきます。

私のコインランドリー経営は赤字ですが、コインランドリー経営の全てが悪いという訳ではありません。

中には、綿密に事業計画を立てて、利益をちゃんと上げている企業や経営者は沢山います。

このブログは「コインランドリー投資を私と同じ様な内容で失敗する人を減らしたい」という想いで情報発信していきますので

この情報が役に立ったと感じていただけたら、是非拡散をお願い致します。

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コインランドリー2年目の実績公開!地獄の1年目からどうなった? https://ainecoinlaundry.com/2019/10/09/%e3%82%b3%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%89%e3%83%aa%e3%83%bc%ef%bc%92%e5%b9%b4%e7%9b%ae%e3%81%ae%e5%ae%9f%e7%b8%be%e5%85%ac%e9%96%8b%ef%bc%81%e5%9c%b0%e7%8d%84%e3%81%ae%ef%bc%91%e5%b9%b4/ https://ainecoinlaundry.com/2019/10/09/%e3%82%b3%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%89%e3%83%aa%e3%83%bc%ef%bc%92%e5%b9%b4%e7%9b%ae%e3%81%ae%e5%ae%9f%e7%b8%be%e5%85%ac%e9%96%8b%ef%bc%81%e5%9c%b0%e7%8d%84%e3%81%ae%ef%bc%91%e5%b9%b4/#comments Tue, 08 Oct 2019 16:12:59 +0000 http://ainecoinlaundry.com/?p=414 多くの方に見ていただいたコインランドリー開店1年目の実績公開の続きとなります。 まだ見てないよ!という方はこちらを先にご覧ください。 実はコインランドリーの事業計画書って、1年目は近隣住民の方に認知されていない為、メーカ...

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多くの方に見ていただいたコインランドリー開店1年目の実績公開の続きとなります。

まだ見てないよ!という方はこちらを先にご覧ください。

実はコインランドリーの事業計画書って、1年目は近隣住民の方に認知されていない為、メーカーは売上少なめ、又は少し赤字で出してきます。

私の地獄の様な赤字では無いですが・・・

なんとか許容出来るレベルで設定してくるので、今見返すと上手いなぁと感心してたりするのですが(笑)

なので認知されてくる2年目からしっかりと利益が出る様に計画書が作成されるんですね。

ここからがコインランドリー投資の魅力ですよ!お客sama!!www

その後の数年かけて徐々に売上は常連客の増加に伴って増えていくと言う筋書きです。

これが不動産賃貸の家賃下落リスクには無い魅力に映るんですよね。(遠い目)

では計画書通りに2017年の地獄のコインランドリー経営は改善したのか?

手残りの利益は出たのか?

私の数字を見ながら追体験してもらえれば幸いです。

それでは続きをご覧ください。

2018年の売上は125%UP!しかし・・・

コインランドリー2年目の売上は下の表の通りとなります。

2018年総売上

6,051,200円(前年¥4,843,700)

2018年経費合計

5,377,328円(前年¥5,414,445)

売上から経費を差し引くと

673,872円

おっ!利益出てるじゃん!と思ったのも束の間・・・

借入金返済が

3,399,180円

なので、実質手残りは

−2,725,308円

となりました。

相変わらずの地獄の経営状態ですね。

利回りで言うと

表面利回り 20.1

実質手残り −9.08%

って感じですね。

注)初期投資金額3000万円で計算しています。

開店したばかりで認知されていなかった1年目と比べると売上UPとなったのですが、固定費に加えてランニングコスト(ガス、水道(注1)、洗剤)の支出も売上UPに伴ってUPしています。

注1)水道代は噴水事件や噴水事件(未遂)もあり、適正以上の水道代になっているのでなんとも言えないのですが・・・

(2017年はgoogleアドワーズ広告や1周年キャンペーンの広告で広告費がかさんでいますが、2018年は広告費はかけていないので、総額は昨年より下がっています。)

山登りで山頂が見えたと思っていたら、更に奥に別の山頂が見えてしまった感じですね。

当然と言えば当然なのですが、仕入れ(ガス等)があって、売上が上がるので損益分岐点は一定ではありません。

不動産経営をしていると、一定に借入金返済に対して家賃がいくらだとCFが出るって考えるので、勘違いしてしまいますよね。

正に自分がそうでしたが、コインランドリーは

事業!!!

なので、そこら辺の感覚は不動産投資の感覚でやると大怪我します。

私の様にね(涙)

この様に2018年もトータルで赤字となった訳ですが、少し希望も見えてきました。

借入金返済が完了すれば、黒字になる見込みが出来たのです。

年間673,872円

月で割ると56,156円・・・

学生のバイト以下やん・・・

3000万円投資した結果がこれだけとは泣けてきますが、黒字は黒字!(返済を除けば)

2017年の返済が無くても赤字という地獄の状態から大きな進歩だと言えるでしょう。

2019年は更なる売上UPを期待しておきましょう。

2017年と比較してみる

コインランドリー1年目の記事は実績をバァーン!と公開しただけなので、言わば小学生の発表でした。

今回は前年と比較できるので中学生レベルになっています。

コインランドリーのビジネスモデルは徐々に固定客が増えていき、売上が上がっていくストックビジネスの様な魅力をアピールしてきます。

ではどれほどのものなのか?

本当にモデルケース通りなのでしょうか?

売上を比較してみる

売上全体では

125%UPとなりました。

(本音はもっと伸びて欲しかった・・・)

因みに事業計画書では1年目➡︎2年目の売上の推移は111%で出してきていたので予想以上となっています。

ま、それ以上に1年目の売上が予想以上に悪かったので、前年比が上がるのは当然なんですけどね。(既にメーカーの事業計画書は破綻しています)

この要因としては大枠で言うと

認知度が上がった!

の一言に尽きるのですが、経緯を見ていきたいと思います。

ボロボロの2017年でしたが10月の雨フェスティバルに続き、1周年記念で洗濯半額キャンペーンを11月から年末までぶっ通しで行いました。

なので2017年の10月〜12月の売上から見て、多くのお客様が利用された事が分かります。

コインランドリーってメーカーの言う「ブルーオーシャン」って言葉は経営としてはアウトですが、認知度としては間違ってない面もあり、コインランドリーを利用した事が無い人が結構いたりします。

なので、長期の雨や年末の時期にコインランドリーを使いたくなる様な状況が発生すると今まで利用した事が無いお客様も初めて来店されます。

そのコインランドリー初心者のお客様の中の数パーセントが、業務用の乾燥機の手軽さと仕上がりにハマってしまい、常連客となってくれるのです。

コインランドリー経営のストックビジネス的な売上はこうして積み上がっていきます。

しかし、一回の利用は数百円の客単価なので、積み上げるとしても大変気の遠くなる様な作業だという事をお伝えしておきましょう。

「サブスクリプション」とか最近流行りのビジネス用語を使って、売り込んできたら注意してくださいね。

2回目です・・・しつこい

それでは、その気の遠くなる様な100円玉の積み重ねの成果を詳しく見ていきましょう。

①乾燥機は稼ぎ頭

乾燥機は小型が8台、大型が2台の計10台の構成です。

コインランドリーの稼ぎ頭はこの乾燥機となります。

なのでこの乾燥機がコインランドリーの売上の約6割を占めるので稼働するかどうかで全体の売上も変わってきます。

2017年の乾燥機の売上が2,953,200円に対し、

2018年の乾燥機の売上は3,645,800円でした。

なので

前年比123%UPです。

この乾燥機の伸び率も素直に喜びたいのですが、

雨の影響が多大にあると思うので素直に喜べないところがつらたんですね。

こういうオマケもあるので乾燥機の売上も丸ごと利益にはならないのです。

②洗濯乾燥機は出来るやつ

洗濯乾燥機は店舗によって設置していたり、設置していなかったりします。

市場に登場してから10年以上は経っていると思いますが、結構なお値段するので設置をしない選択をしている店舗も多い様ですね。

そんな洗濯乾燥機ですが、スペックは

洗濯のみ27kg 1000円/回

洗濯乾燥まで 10kg 1100円/回

       15kg 1300円/回

となっており、高い客単価を誇るうちの主砲です。

こちらの洗濯乾燥機は、その名の通り洗濯から乾燥までノンストップでやってくれるので、忙しい奥様にも人気の一品となっております。

この売上はなかなかのものでして

2017年の売上が1,175,000円からの

2018年の売上が1,471,100円です。

前年比125%UP!

と順調に売上を伸ばしてくれています。

また、この洗濯乾燥機は日照り続きで乾燥機の売上が絶望的な時でも

一定の売上を確保してくれているので、日照り時の私の嘔吐防止に貢献してくれているのです。

③洗濯機はマジで要らん!

常々愚痴をこぼしていますが、洗濯機能のみの洗濯機3兄弟です。

長男20kg 800円/回

次男14kg 600円/回

三男11kg 500円/回

という性能なんですが、こいつらは本当に仕事をしないのです。

それぞれの売上を利用料金で割って見ると

長男2018年売上275,300円÷800円=347.8

次男2018年売上257,200円÷600円=428.6

三男2018年売上264,400円÷500円=528.8

という様に三兄弟は年間平均すると1日に1回〜1.4回しか仕事をしないという事になります。

もうほぼ1日1回と言っていいでしょう。

そうしましょう!

営業時間が18時間営業なのですが、そのうちの30分しか仕事をせずに他の時間は家賃分無駄飯喰らいという事です!

これなら1台にまとめて1日3回稼働してもらった方が良かったと気付いたのは開店した後でした。

もういっその事洗濯乾燥機だけでも良いんじゃない?って勢いですが、この3兄弟に鞭を入れる為に、2019年10月から平日半額キャンペーンを開催しています。

1日1回しか稼働しないなら、半額にして3〜4回稼働させて乾燥機を利用してもらおう!という魂胆です。

どうなるか未知数ですが売上の推移等は後日公開していきますね。

洗濯機のサイズと台数を揃える理由としては

「衣替えシーズンの布団洗い等で機会損失しない為」と

業者は言っていましたが、年にたった数回のシーズンの為に、残りの期間で経費を負担するにはあまりにも不釣り合いになる可能性があるので

これからコインランドリー経営を始める方は業者の言う通りにせずに機械構成をエリア特性と照らし合わせて自分で考えてみて下さいね。

足りなかったら後から追加すればいいんだよ。

洗濯機3兄弟の数字は話にならんので、前年との比較はやめときます(手抜き感)。

④スニーカーランドリーは空気

スニーカーランドリーって使った事ありますか?

家庭用洗濯機の中央にブラシが付いてて、靴をゴシゴシ洗ってくれます。

上には靴専用の乾燥機もあるので乾きにくい靴でもあっという間に乾燥してくれます。

私も子供の頃は自分で上靴や泥だらけの運動靴を洗面台でブラシ洗いしていたので、あると実際に使ってみるととても便利です。

一回の利用が200円、靴の乾燥が10分100円なのでとてもリーズナブルです。

このスニーカーランドリーは日本ではAQUA製がほとんどではないでしょうか?

他のメーカーのものを見たことがありません。

ほぼ一社独占状態だと聞いています。

ではこのスニーカーランドリーは経営面ではどうでしょうか?

設置を決める時に業者は言いました。

「スニーカーランドリーはあまり儲かりません。お客様へのサービスみたいなものです」

確かにそう言っていたのですが、開店前のホスピタリティー溢れる阿呆な自分は機械構成の一つとして導入を決めました。

今となってはホスピタリティーなぞ糞食らえ!なので利益を生まない機械は必要ありませんでしたね。

そんなスニーカーランドリーですが

2018年の売上は80,800円でした。

スニーカー用の洗剤が年1回の購入で10,368円。

その他水道、電気の明細は分かりませんが、ほぼ利益は無いです。

機械代回収もしばらくかかりそうです。

スニーカーランドリー単体で赤字という訳では無いのですが、お客様へのサービスという数字で見えない価値は、コインランドリーの経営初期に必要だったのかは私は疑問です。

初年度の赤字が分かっていれば、可能な限り設備投資を抑えていたはずなのでスニーカーランドリーは機械構成から外していたでしょう。

設置面積も大きくないので経営に余裕が出てきたら設置すれば良かったですね。

(追記)

「スニーカーランドリーは空気!」と言ってたら、同業の方から設置してなければ無いでトラブルがあるよ!と教えていただきました。

スニーカーランドリーが無いので、衣服を洗う洗濯機で靴を洗濯するお客さんが世の中にはいるそうです・・・

そもそも洗濯機にはスニーカーランドリーにあるブラシが無いので、泥とかの汚れは落とせないと思うんですが、洗っちゃう人もいるんですね(汗)

洗濯機の方にも汚れの酷いものは入れないでください。って書いてると思うのですが、無人なのを良いことに好き勝手に利用されるなんてこともコインランドリー経営のリスクですよね。

スニーカーランドリーは売上的には空気っぽいですが、ちゃんとトラブル回避の役割は果たしてくれている様です。

無人ならではの事前のトラブル回避策は非常に重要で、私も開店時は注意書きが多いとお客様もうるさく感じるだろうと極力POPは抑えていたのですが、今ではトラブルが発生する度に未然に防ぐ為の注意書きが増えていっています。

⑤ソフター販売は薄利

乾燥機を利用する時に一緒に入れる柔軟剤&芳香剤入りスポンジソフターを1箱2枚入りで100円で両替機にて販売しています。

このソフターはいつも一定数売れているので、利用客はいるんだなぁと集金時に気にしています。

というのも、ソフター販売はめっちゃ薄利で販売してても利益が出ない為、取扱いを辞める事も検討しているからです。

経費のソフター仕入れは約26,000円なのですが、これは300個入りなので全部売れて約4,000円の利益です。

1個13円ですよ!

チリツモの精神は大事なのですが、巨大な赤字に怯える私としては

ソフター販売している意味あるの?

とネガティヴ思考によく陥ってしまうのでした。

お客様の需要があるので割り切るしかないですね・・・

2018年の売上 まとめ

2018年に売上は地獄の1年目と比べると常連客が増え、40万以上の売上は出せるようになりました。

8月の日照り続きの月は最低記録を出しましたが、前年の様な赤字は無くなりました。

2018年の売上であれば、不動産のCFとなんとか相殺出来る為、まとめてやや赤字かトントンと言ったレベルです。

前半の1月〜6月までの前年比は比較対象が開店直後の売上なので、数字が凄いことになっています。

なので7月の前年比の数字からが見るべき数字だと考えています。

売上も順調に伸びてきていたのですが、真夏の太陽全開の2018年8月は見事に希望を打ち砕いてくれましたね。

やはり

天気が1番!

雨が降らなければ売上は落ちる!!

という事を思い出させてくれました。

日照り続きの8月を乗り越えた後は涼しくなった事もあり、売上は上がってきています。

10月は2017年の様な記録的な長雨はありませんでしたが57万円

11月は少し凹んで43万円と悪くないです。(返済含めて赤字なのですが、1年目の数字が酷すぎたので感覚がおかしくなってます。)

そして12月は過去最高の73万円を記録するのでした!

やったーー!

と思いましが、借入金返済してたら

−4905円!???

最後の最後まで殺しにかかるコインランドリー経営。

12月はガス代や洗剤料金の支払い、高額の返金クレーム対応が重なった結果マイナス手残りで終わってました(涙)チャンチャン・・・

残債がキレイになって手放せるものなら手放したい・・・

そう強く想う2018年の幕引きでした。

2018年の経費を見て思う事

2017年、2018年と経費を見てもらえると分かるのですが、

変動費は売上を超えることはありません。

(水道噴水事件等のトラブルは別です)

その上で

変動費は実際は事業計画書より高額になりがちです。

という事も肝に命じてください。

なのでコインランドリー経営を赤字たらしめている原因は固定費にあります。

家賃と借入金返済

この2つを企画段階でクリアーすれば利益も出そうです。

もっと分かりやすく言いますよ。

地主と金持ち以外は考え直そう!!

という事ですね。

どうしても、

わしゃコインランドリーで一山当てたいんじゃー!!!

という方は無理には止めません。

中には家賃払って、借入金返済しながら経営を回しているオーナーもいる事でしょう(知らんけど)

そんな貴方に最後にこの言葉を贈ります。

以上!!

2019年 予告

現在進行形の2019年の経営ですが、2018年から更に売上UPしたのか?と聞かれると怪しい現状です。

やはり全ては

雨!アメ!Ame!

と言った感じです。

8月は予想に反して雨が降って売上良かったりしたので、地球規模の異常気候に弄ばれてます。

コインランドリー経営者の向き合う相手は地球(EARTH)とか言うと壮大な物語が始まりそうですが、始まりませんwww

折を見て、2019年上半期報告をしたいと考えております。

次回の記事も楽しみにしてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

このブログでは、ネットでもあまり見かけない詳細なコインランドリー投資の失敗談を私の経験から独断と偏見でお伝えしていきます。

私のコインランドリー経営は赤字ですが、コインランドリー経営の全てが悪いという訳ではありません。

中には、綿密に事業計画を立てて、利益をちゃんと上げている企業や経営者は沢山います。

このブログは「コインランドリー投資を私と同じ様な内容で失敗する人を減らしたい」という想いで情報発信していきますので

この情報が役に立ったと感じていただけたら、是非拡散をお願い致します。

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